20代と30代の職歴なしを比較すると、就職のチャンスが少なくなるのが30代です。
フリーター・ニートのまま40代に突入してしまうと、さらにチャンスが減り、正社員として勤めることも遠のいていってしまいます。
しかし、あきらめる必要は全くありません。
30代におすすめの既卒就職エージェントや求人サイトはあります。
活用方法を確認して、職歴なしフリーター・ニートの自分に合いそうな既卒就職エージェントを利用しましょう。
30代におすすめの既卒就職エージェント6選
30代におすすめの既卒就職エージェントを紹介します。
いずれも、人柄をアピールしたいけど、面接の機会がなかなか得られない人におすすめです。
就職カレッジ
求人地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、大阪、九州 |
利用料 | 無料 |
非公開求人 | あり |
雇用形態 | 正社員 |
学歴 | 高卒以上 |
各地で35歳までの既卒・フリーターなどを支援
就職カレッジは35歳まで(例外事由3号のイ)の既卒・大学中退・フリーターを就職支援してくれます。
就職カレッジ開催場所も東京、名古屋、大阪、九州の国内主要エリアで行われていて、不定期で札幌や神戸など地方でも開催しています。(※現在は完全オンラインで提供)
講座修了で約20社と面接できる
研修型の就職支援の老舗で、就職講座を修了するだけで、約20社との面接会に参加できます。
以前は飛び込み営業もしていましたが、今は無くなり、ビジネスマナーや就活対策の講座を4日間受けるだけになっています。
スピーディーな就職も可能
タイミングが合えば、最短2週間で内定が出ている人もいて、スピーディーな就職も可能です。
遅くても1ヶ月ほどで内定を得ている人が多いです。
JHR就職エージェント
求人地域 | 首都圏、大阪 |
利用料 | 無料 |
非公開求人 | あり |
雇用形態 | 正社員 |
学歴 | 高卒以上 |
30代前半のフリーターでも利用できる
JHR就職エージェントは20代をメインの利用対象としていますが、34歳までのフリーターでも利用することができます。(※例外事由3号のイ)
35歳以上は登録ができたとしても、求人紹介の保障はありません。
マンツーマンで応募書類の書き方や面接対策を細かくアドバイスしてくれるので、内定獲得率も高いです。
手に職を付けられる求人が多い
働きながら手に職を付けられる求人が多いのが特徴です。
本来、学歴・知識・スキル・経験がないと就職の選択肢が狭まりますが、高卒ニートのような未経験者を歓迎し、育成意欲のある企業が多いです。
そのため、単に就職の機会が得られるだけでなく、手に職をつけて長く働ける機会が得られます。
就職未経験でも安心の社会人マナー研修あり
働いたことがない場合は入社後に上手くやっていけるか不安になりがちです。
JHR就職エージェントでは、新入社員研修で行う電話対応や名刺交換などのマナーを学ぶ社会人マナー研修を行っています。
そのため、入社後も安心してスタートを切ることができます。
東京しごとセンターミドルコーナー
求人地域 | 東京 |
利用料 | 無料 |
非公開求人 | あり |
雇用形態 | 正社員、契約社員 |
学歴 | 高卒以上 |
ミドルコーナーは30~54歳まで就職支援
東京しごとセンターは東京都が運営する就職支援施設(ジョブカフェ)で、30~54歳を対象にしているのがミドルコーナーです。
東京都内の中小企業の求人を紹介してくれます。
都内まで通うことができれば、県外からの利用も可能です。
担当者が事前に求人をチェック済み
担当者が事前に企業に訪問してチェックした5,000件以上の求人があり、書類選考なしの求人も多数あります。
月に一度、合同面接会が開催されていて、企業と書類選考なしで面接ができます。
正社員就職支援プログラムもあり
通常の個別相談形式の就職支援の他に、正社員就職を支援するプログラムが3つあります。
短期集中の就活エクスプレス、インターンシップのJobトライ、職務体験の東京しごと塾です。
何れも30~54歳までが対象で、学歴・経歴も問わないため、30代以降の既卒のフリーターの利用におすすめです。
かつやくカレッジ
求人地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉 |
利用料 | 無料 |
非公開求人 | あり |
雇用形態 | 正社員 |
学歴 | 高卒以上 |
35歳までの既卒・フリーターを就職支援
かつやくカレッジは35歳までの既卒・大学中退・フリーターに対応している就職エージェントです。
研修型の就職支援としては後発ですが、既卒向け就職エージェントの老舗である、いい就職ドットコムを生んだワイキューブの創業者である安田佳生氏が企画・監修しています。
8~9日間の就職支援講座で正社員として働く準備ができる
8~9日間の就職講座があり、ビジネスマナーやofficeソフトなどの研修、応募書類の作成指導、面接ロールプレイングがあるので、正社員として働く準備ができます。
講座修了で20社との面接会に参加可能
講座が終われば、20社との面接会に書類選考なしで参加できます。
新型コロナを機に、完全オンライン開催になったので、遠方在住でも参加しやすくなりました。
わかものハローワーク
わかものハローワークは、新卒扱い以外の20代から40代前半までの就職を支援している専門のハローワークで、全国に28ヶ所あります。
ジョブカフェと同じオフィス・フロアに同居していることが多く、併用すると就活力がアップします。
就活支援ナビゲーターがマンツーマンで応募書類の作成サポートや模擬面接をしてくれて、独自の非公開求人もあるので、活用しないと損です。
ジョブカフェ(東京しごとセンター以外)
ジョブカフェは各都道府県(香川県以外)が設置する就職支援施設です。各々で対象年齢は異なりますが、だいたい20代から40代前半です。
就活セミナーや職業紹介、選考対策のアドバイスはもちろんのこと、適職診断や就業体験を通じて、30代の既卒者の就職をサポートしてくれます。
ただし、東京しごとセンター以外のジョブカフェは東京ほどの充実度ではないので、あまり期待し過ぎない方が良いでしょう。
30代既卒の就職に役立つおすすめ求人サイト
30代既卒の就職に役立つおすすめ求人サイトを紹介します。
リクナビNEXT
- あなたに適した求人をAIが求人データベースの中から探して紹介
- 「気になる」はただの求人ブックマークではない
- 転職サイトだけど、既卒求人もあり
約538,000件(2024年9月28日時点)の求人を有する、日本最大級の転職サイトです。運営元のリクルートが運営するリクルートエージェントの求人も探すことができます。
自分が気になった求人は、「気になる」に保存できて便利ですが、さらに、企業から連絡が来ることもあるので、登録しておいて損はありません。
おすすめの活用方法は、「既卒」「職歴不問」「第二新卒」といったキーワードで検索をすることです。既卒でも応募できそうな求人が出てきます。経験者向けの求人でも問い合わせをすれば、応募できるかもしれないのでチャレンジしてみましょう。
はたらいく
- 「新卒・第二新卒歓迎」「未経験OK」のこだわり条件から探すに注目
- 経験ではなく、ひとがらをアピールできる「らいくサービス」はおすすめ
- 週2回、地域密着の求人を更新
リクルートが運営するはたらいくは、「新卒・第二新卒歓迎」「未経験OK」などのこだわり条件から既卒でも応募できる可能性の高い求人を探すことができます。
求人情報は週2回更新されるので、チェックしておきましょう。
30代職歴なしにおけるおすすめ就職エージェントの活用方法
30代職歴なしの就職は20代と違い、若さが無い、空白期間が長いため、求人数が大幅に減ります。
そのため、対応している就職エージェントも減ってしまいます。
30代職歴なしで就職を考えている人は求人サイトも併せて利用して、求人の確保に努めましょう。
また、求人サイトで見つけた企業を公共の就職支援施設でアドバイスをもらうのも良いでしょう。
1.30代職歴なしに対応している就職エージェント(ハローワーク、ジョブカフェ含む)に登録する
2.併用サイトを使って、紹介された企業の研究をする(可能であれば)
3.就職アドバイザーとともに選考対策をする
4.就職エージェントの推薦付きで求人応募する
上記の応募方法は就職エージェントの一般的な利用の仕方で、単に紹介された求人に応募するのではなく、可能であれば、併用すべきサイトを使って企業研究もするというのがポイントです。
就職アドバイザーからの情報提供だけでなく、自分でも調べることによって、より企業への理解が深まり、選考対策にも活かされます。
公共の就職支援施設では外部の求人の就活対策のアドバイスもしてくれるところがあるので、活用しましょう。
デジタルスキルを取得して就職する方法もある
企業が若い人を求める傾向は依然としてありますが、少子高齢化が進んでいるため、30代の既卒に全くチャンスがないわけではありません。
そのきっかけとなるのが、デジタルスキルの習得で、ここで紹介するのは、Webマーケティングです。
スクールに通ってWebマーケティングのスキルを身につけ、就職を目指しましょう。
おすすめのスクールは次の2つです。
- Wannabe Academy
- マケキャン(34歳まで)
この2つのWebマーケティングスクールは就職支援も行っており、Wannabe Academyは年齢に関係なく就職支援してくれます。
就職エージェント以外で、30代既卒から就職を目指すなら、Webマーケティングスクールを利用してみるのも1つの手です。