第二新卒の転職活動は退職して行うのではなく、働きながらすべきです。
しかし、働きながらだと、転職活動に時間を割きにくいという事情があります。
そこで、おすすめなのが逆求人サイトです。
プロフィールを登録しておいて、企業からスカウトが来るのを待つだけです。
今回の記事では、第二新卒のスカウト転職におすすめの逆求人サイトを解説したので参考にしてください。
第二新卒のスカウト転職におすすめの逆求人サイト8選
第二新卒におすすめの逆求人サイトを紹介します。(※スカウト機能付きの求人サイトも含む)
リクナビNEXT オファー機能
リクナビNEXTのオファー機能は、第二新卒を求めている企業が多く利用しているため、第二新卒におすすめです。
実際に求人検索で「第二新卒」で探してみると、約9,000件(2023年4月21日時点)の求人が出てきます。
また、第二新卒向けの求人特集が組まれていることからも、第二新卒の転職情報提供に積極的です。
リクナビNEXTを利用している企業の全てが、オファー機能を利用しているわけではありませんが、他の転職サイトに比べて可能性はあります。
ミイダス
ミイダスが第二新卒におすすめな理由は、求職者のポテンシャルに興味を持った企業からスカウトを受け取れるからです。
通常は登録プロフィールをもとにスカウトの有無が決定されますが、ミイダスでは可能性診断の1つであるコンピテンシー診断の結果も考慮されます。
職務経験だけで判断するのではなく、行動特性や向いている仕事、強みなど見てスカウトが出されるため、他の転職サイトよりは第二新卒にチャンスが大きいです。
可能性診断以外にも、市場価値診断があり、質問に答えていくだけで、第二新卒としての想定年収やスカウトの数を知ることができるので、とても参考になります。
ヒューガン
ヒューガンは20代・30代の未経験転職に強い逆求人サイトで、第二新卒にもおすすめです。
ヒューガンを利用している企業は若手のポテンシャル採用に力を入れており、キャリアチェンジも目指せます。
プロフィールを登録するだけで興味を持った企業からスカウトが届き、一括送信も無いため、企業側の本気度も高いです。
プロフィールの登録率を高めるとスカウトが届きやすくなるので、可能な限り項目を埋めるようにしましょう。
Re就活 スカウトサービス
Re就活のスカウトサービスが第二新卒におすすめな理由は、20代に特化しているからです。
他のサイトは30代以降でも利用できますが、Re就活は20代に特化しているだけ、未経験歓迎の求人が多いです。
特に、求人検索してみると、第二新卒だけでなく、既卒・社会人未経験歓迎の求人が多いことからも分かります。
スカウトサービスも同様にポテンシャルを見てくれる企業が多いので、利用してみる価値はあります。
チアキャリア
チアキャリアは成長企業・ベンチャー企業に特化した逆求人サイトです。
新卒の求人が多いですが、既卒や第二新卒、職務経験が豊富な人向けの求人も一定数あります。
プロフィールを可能な限り埋めることがスカウトを得るコツで、80%以上埋めるとスカウト受信率が90%以上(※2021年新卒実績)にもなります。
スカウトの上限送信数が決められているため、スパムメールが届く可能性が低いのも特徴です。
ミライの職場オファー(20代の転職相談所)
ミライの職場オファーはブラッシュアップ・ジャパンが運営する20代の転職相談所に登録すると利用できる逆求人サービスです。
リモートワーク、ワーケーションなど自分らしい働き方を選んで登録して、ミライの職場オファーを利用している企業とマッチすると、求人が送られて来ます。
20代が対象のサービスで、職務経験ありきではないので、経験の浅い第二新卒でも利用することが可能です。
求人応募から内定までは、ミライの職場サポーターと呼ばれるキャリアアドバイザーが転職支援してくれるため、心強いです。
キャリアクロス
キャリアクロスは外資系・日系グローバル企業、海外求人を扱う転職サイトで、新卒・第二新卒など未経験OKの求人も扱っています。
そのため、既卒・第二新卒で英語力を活かして就職・転職したい人に向いています。
スカウト機能も付いていて、逆求人サイトとしての利用も可能です。
ご利用ガイドではスカウト獲得のコツも載っているので、参考にしましょう。
オファくる千葉
オファくる千葉は千葉キャリが運営する逆求人サイトです。
千葉県に本社を置く中小企業を中心に200社(2022年8月時点)以上が利用しています。
特に、不動産・建設・設備業界、IT・通信・インターネット業界に強く、エンジニア、営業、建築・土木スタッフの求人が多いです。
千葉県で働きたいと考えている第二新卒におすすめです。
第二新卒のスカウト転職に合った逆求人サイトとは
第二新卒に合う逆求人サイトを選ぶためには、以下のポイントに注意することが重要です。
ポテンシャルを見てくれるかどうか
第二新卒に合った逆求人サイトは、ポテンシャルを見てくれるかどうかです。
PRポイントとして、経験だけではなく、ポテンシャルでも判断してくれることを謳っている逆求人サイトは、利用する企業も第二新卒を対象にしている可能性が高いので、候補の一つになります。
また、運営会社が第二新卒に強い転職エージェントである場合も、候補の一つです。
求人数が多いかどうか
当然ですが、求人数が少ないのでは意味がありません。
第二新卒に特化しているならともかく、対象範囲を限定していない場合は、全体の求人数が多くならないと、第二新卒の求人も多くならないからです。
利用者の口コミ
逆求人サイトを利用したことがある人の口コミや評価を参考にすることも重要です。
口コミを見ることで、サイトの特徴や利用上の注意点などが分かります。
第二新卒のスカウト転職で逆求人サイトを使うメリット
第二新卒が逆求人サイトを使うメリットを解説しました。
自分から第二新卒の求人を探す手間が省ける
逆求人サイトの仕組み上、自分で第二新卒の求人を探す手間や時間を省けます。
逆求人サイトでは、企業が自社に合った人材を探すために、登録した求職者の経験・スキルをチェックしています。
そこで、第二新卒を求めている企業が、適合度の高い求職者を見つけた場合、サイトを通じて直接スカウトを出すという流れになっています。
そのため、効率的に求人を探すことが可能です。
第二新卒のキャリアの選択肢が広がる
新卒の時には全く興味が無かったり、ご縁が無く、出会えなかった業界や職種があると思います。
そこで、逆求人サイトを利用することで、新卒時には出会えなかった企業からスカウトが来て、キャリアの選択肢が広がるかもしれません。
また、新卒時に不採用だった企業からスカウトが来る可能性もあるため、転職を考えているのであれば、登録しておいて損はないです。
企業によっては面接確約もある
一般的には、書類選考を経て面接を数回受けるのが選考の流れです。
しかし、スカウトを出してくる企業によっては面接確約もあります。
サイトに登録したプロフィールを企業が見て、求めているものと一致していれば、書類選考を飛ばすというものです。
もし、その企業が自分が入社したいと思っているところであれば、書類選考がないのでチャンスです。
ただし、面接はしっかり選考されるので、準備しておかないと落ちます。
第二新卒のスカウト転職で逆求人サイトを使うデメリット
第二新卒が逆求人サイトを使うデメリットを解説しました。
求人は非公開なので、スカウトが来るまで情報が分からない
逆求人サイトという性質上、求人は非公開なので、スカウトが来るまで情報が分からないのがデメリットです。
一般的な求人サイトは会社名や募集条件が公開されているので、希望に合わない会社はあらかじめ省くことができます。
しかし、逆求人サイトはスカウトが来るまで分からないので、希望に合わない会社のスカウトを受け取ることもあります。
スカウトが来るまでに時間がかかる場合がある
逆求人サイトは企業からのスカウトを待って応募するという仕組みです。
そのため、スカウトが来るまでに時間がかかる場合があります。
企業が採用活動に力を入れる春や秋はスカウトが来やすいですが、景気や経営状態、事業戦略の変更によってタイミングはズレるので、一概には言えません。
急いで転職をしたい人よりも、良い求人があれば応募したいという人に向いています。
もし、すぐの転職を望んでいるのであれば、他の求人サイトや企業の公式サイトから応募することも大切です。
サイトによってはブラック企業の求人が混じっている可能性がある
逆求人サイトの中には、ブラック企業の求人が混じっている可能性もあります。
運営会社が、逆求人サイトを利用する全ての企業を訪問して調べるのは、物理的に無理があるので、止むを得ません。
そのため、転職口コミサイトやSNSなどを活用して、求人内容を細かくチェックすることが大切です。
第二新卒の逆求人サイトによくある質問
第二新卒の逆求人サイトによくある質問をまとめました。
現在の勤務先にバレる可能性はありますか?
逆求人サイトに登録をして、非公開の設定をしていないとありえます。
しかし、事前に現在の勤務先の非公開設定をしておけば、逆求人サイトに登録したプロフィールを見られることはありません。
また、非公開設定外にも、自己PRや志望動機などの欄に個人を特定できるような情報を書かないようにしましょう。
そうしておけば、現在の勤務先にバレる恐れはありません。
スカウトが来ませんがどうすればよいのでしょうか?
求人募集が活発な時期でもスカウトが来ないのであれば、プロフィールを見直してみましょう。
希望している業界・職種の企業が興味を持ちそうなキーワードを含めたり、曖昧な内容を具体的なものに変えてみます。
そうやって情報を更新することで、企業の目に留まりやすくしましょう。