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ハローワークで取れる資格一覧!取得までの流れも合わせて解説

ハローワークで取れる資格一覧 資格

ハローワークでは職業訓練を通じて資格の取得を目指すことができます。

いったいどのような資格を取れるのでしょうか?

ハローワークで取れる資格一覧と取得までの流れ、メリット・デメリットを解説しました。

ハローワークで取れる資格一覧(主なもの)

ハローワークで取れる資格で主なものを一覧で紹介します。

以下の資格取得を目指せる職業訓練のコースは常にあるわけではないので、随時確認してください。

事務系

  • 簿記検定
  • 表計算検定
  • ワープロ検定
  • 計算実務検定
  • 社会人常識マナー検定
  • 秘書検定

営業・コンサル系

  • 登録販売者
  • 販売士
  • 中小企業診断士(経営管理)

広告・デザイン系

  • ウェブデザイン技能検定
  • クリエイター能力認定試験
  • Googleアナリティクス個人認定資格
  • Google検索広告認定資格
  • マーケティング・ビジネス実務検定
  • SEO検定
  • ウェブ解析士
  • ネットマーケティング検定

IT系

  • MOS
  • ITパスポート
  • 基本情報技術者
  • LinuCレベル1
  • LPICレベル1
  • CCNA
  • OSS-DB Silver

不動産系

  • 宅建士
  • 管理業務主任者
  • マンション管理士
  • 福祉住環境コーディネーター

建築・土木系

  • 建築士
  • 建築CAD検定
  • フォークリフト運転技能講習
  • 車両系建設機械運転技能講習
  • 大型特殊自動車運転免許
  • 玉掛け技能講習
  • 床上操作式クレーン技能講習
  • 小型移動式クレーン運転技能講習

電気・設備管理系

  • 第一種電気工事士
  • 技能検定(電気職種)
  • 第二種電気工事士
  • 消防設備士
  • 危険物取扱者

医療・福祉系

  • 介護職員初任者研修
  • 介護事務管理⼠
  • 介護福祉士実務者研修
  • 医療事務認定実務者試験
  • 保育士

※資格の取得は任意です。(一部を除く)
※資格試験の受検料は自己負担です。(一部を除く)

ハローワークで資格を取得するまでの流れ

ハローワークで資格取得をするまでの流れを解説しました。

ハローワークに求職登録をする

ハローワークに求職登録をしないと資格取得のための職業訓練を受講できません。

求職登録はハローワークインターネットサービスでもできます。

窓口で職業訓練の相談をする

住所地を管轄するハローワークに来所して職業相談の形で職業訓練の相談をします。

職業相談はWEB対応しているところもあるので各都道府県のハローワークの公式サイトを確認してください。

訓練コースを選択して申込みをする

職業相談で目指す就職にあった職業訓練コースを選択し、受講の申込みをします。

訓練実施機関で選考を受ける

職業訓練は筆記試験と面接による選考が行われます。

選考に落ちると受講できません。

合格したらハローワークの指示のもと訓練を受ける

職業訓練実施機関による選考に合格したら、ハローワークの指示を受けて訓練を受けます。

月1回ハローワークで職業相談を受ける必要があります。

訓練終了後に資格取得のための試験を受ける

職業訓練が終了したら、資格試験実施機関による試験を受けて資格取得を目指します。

ハローワークで資格を取得するデメリット

ハローワークで資格を取得するデメリットについてまとめました。

誰でもハローワークで資格取得できるわけではない

資格・スキルの取得のために受講する求職者支援訓練には訓練受講の要件、定員があります。

そのため、誰でも訓練を受けられるわけではありません。

訓練受講の要件は、以下の通りです。

ハローワークに求職の申込みをしていること
雇用保険被保険者や雇用保険受給資格者でないこと
労働の意思と能力があること
職業訓練などの支援を行う必要があるとハローワークが認めたこと

出典:求職者支援制度のご案内

訓練実施機関による選考は、面接と筆記試験が行われるケースが多いです。

資格取得や学習のみの訓練受講はできない

職業訓練は再就職を目指して、知識やスキルを身につけるために存在します。

資格取得や学習のみの目的で職業訓練の受講はできません。

資格取得や学習目的の場合は民間の予備校やスクールに通いましょう。

週20時間以上のアルバイトはできない

求職者支援訓練は受講の条件があり、週20時間以上のアルバイトはできません。

失業者向けの訓練なので、短期間で学んで就職を目指す必要があるからです。

もし、20時間以上働くと失業状態ではなくなってしまうので、求職者支援訓練の対象外になります。

職業訓練受講給付金の受給は支給要件がある

一定の要件を満たす人は職業訓練受講給付金を受給できます。

しかし、本人や世帯の収入・金融資産、出席率など複数の要件があり、受給へのハードルは高いです。

また、失業手当をもらっている人は受給できません。

就職までに時間がかる

離職者向けの求職者支援訓練は2~6ヶ月かかり、公共職業訓練は3ヶ月~で2年かかります。

就職までに時間がかかるため、すぐに就職をしたいフリーター・ニートは就職エージェントを利用しましょう。

総合型はリクルートエージェント、IT系はUZUZ(ウズキャリ)がおすすめです。

ハローワークで資格を取得するメリット

ハローワークで資格を取得するメリットについてまとめました。

受講費用は無料

職業訓練を受講する費用は無料です。(在職者、学卒者向けは有料)

ただし、テキスト代等や交通費は自己負担する必要があります。

オンラインで受講できる職業訓練もある

職業訓練は訓練が実施される場所に通所すると思っている人が多いです。

しかし、オンラインで受講できる職業訓練もあります。

Webスキルの習得を目的とした職業訓練はオンライン受講できるものが多いです。

取得を目指せる資格の種類が豊富

冒頭でも紹介しているように、ハローワークの職業訓練で取得を目指せる資格は、事務系、営業系、不動産系、電気・設備系、建築・土木系、医療・福祉系など豊富にあります。

自分の就職目的に合った職業訓練コースを選んで、資格取得を目指せます。

医療・福祉、サービス業への就職が多い

求職者支援訓練受講者の就職先産業は、医療・福祉が20.1%、サービス業(他に分類されないもの)が22.4%となっていて多いです。(出典:求職者支援制度について – 厚生労働省

この2業種を志望している場合には、関連資格の取得を目指せるのでおすすめです。

まとめ

ハローワークの職業訓練(ハロートレーニング)は離職者向けの求職者支援訓練であれば、受講料が無料でテキスト代しかからないことが多いのでおすすめです。

職業訓練のコースは豊富にあり、オンラインで受講できるコースもあるので、上手に活用して資格取得をし、再就職を目指しましょう。