既卒がIT資格を取得するならCCNAにすべき理由

既卒がIT資格を取得するならCCNAにすべき理由資格

弁護士や公認会計士など一部の難関国家資格であれば就職できる可能性は高いですが、一般的な資格を取ったからといって、就職は保障されていません。

しかし、就職に限りなく近づける有利な資格はあります。

それは、ネットワークエンジニアの技能を認定するCCNAです。

シスコシステムズが実施していて、民間のIT資格の中でも特におすすめです。

そこで、なぜ既卒がCCNAを取得すべきなのか、理由を挙げて解説しました。

既卒がCCNAを取得すべき理由は4つ

既卒がCCNAを取得すべき理由は4つあります。

160~400時間勉強すれば取得できる難易度

シスコ技術者認定の難易度は、

アーキテクト>エキスパート>プロフェッショナル>アソシエイト>エントリー

となっていて、CCNAはアソシエイトに相当します。

下から2番目なので、簡単というわけではなく、それなりに勉強する必要があります。

一般的には、160時間かかると言われていますが、問題を見ても意味不明に感じる人は、300~400時間かかると思っておいた方が良いです。

1日10時間勉強して1ヶ月、アルバイトをしながらだと、1日2時間勉強して5ヶ月です。

だから、既卒のような未経験者が、2週間で合格したという人の話を自分に当てはめてはいけません。

しかし、公務員試験の合格に必要な勉強時間が800時間と言われているので、それに比べたら、半分以下で済みます。

実務未経験でも応募できる求人がある

CCNAを保持していると、実務未経験であっても応募できる求人があります。

例えば、マイナビ転職では、「CCNA」資格を生かせる仕事で求人を探すことができますが、経験者向けの求人でもCCNA保持者であれば、実務未経験でも応募できる企業が散見されます。

一般的に、既卒は職歴がネックになって、応募できる機会が限られてしまう問題がありますが、CCNAを取得することで、一気に道が開けるので、取らないと損です。

経験を積んで年収アップが見込める

資格を取得して就職した後、経験を積んで年収アップも見込めます。

例えば、KDDIの子会社のKDDIエボルバでは、CCNAを持っていれば既卒でもネットワークエンジニアの求人に応募できますが、初年度の年収が350万円ほどで、経験を1年積めば、400万円台に乗ります。(モデル年収)

経験を積んでいく中で、国家資格のネットワークスペシャリスト試験にも挑戦して、さらに付加価値をつけていけば、年収アップにつながります。

CCNAの上位資格であるCCNPよりも、資格取得費用が少なくて済み、試験の範囲が重なっているのでおすすめです。

ネットワークエンジニアの需要が増えている

政府のGIGAスクール構想やリモートワークの増加で、ネットワークエンジニアの需要が増しています。

CCNAはネットワークエンジニアの技能を認定する資格であり、先に述べたように、実務未経験でも経験者向けの求人に応募できるケースがあるので、取得して損はありません。

CCNAのデメリット

CCNAにはデメリットもあります。以下にまとめました。

受験料が高い

CCNAの受験料は36,960円(税込)かかります。

以前は、42,900円(税込)だったので、約6,000円下がっています。

同じIT資格のITパスポートは5,700円(税込)なので、6回分に相当します。

そう考えると、いかに高額なのかが分かります。

その分、取得できれば、就活の際に、経験者扱いしてくれる会社もあるので、受験料も先行投資だと割り切りましょう。

有料のCCNAスクールに通うと20万円かかる

未経験で門外漢のCCNAを取得しようとすると、有料のスクールに通うのが現実的です。

しかし、どのスクールも受講料が少なくとも20万円くらいかかります。

既卒者にとっては受験料同様、かなり痛い出費です。

有効期限は3年間

シスコシステムズのCCNA公式サイトによると、資格を維持できる期間は3年間です。

何もしないまま3年を過ぎてしまうと、失効してしまいます。

維持するためには、期限が来る前に試験を再度受けるか、継続教育プログラムで30 CE クレジットを獲得すれば再認定されます。

再受験すると高額な受験料を再び払わなければならないので、継続教育クレジットを獲得した方がいいですね。

大手企業の就労支援事業・雇用でもCCNAを推している

NTT・KDDIの就労支援事業でCCNAの取得をサポート

2021年2月に発表された、NTTとKDDIが共同で行う、つなぐ×かえるプロジェクトの就労支援事業でも、無料でCCNAの取得をサポートしています。

この就労支援事業は、ICT業界に興味を持っていたが就職が叶わなかった、就職氷河期世代の救済を目的としています。

4つの資格取得研修コースがありますが、そのうちの1つがネットワークコースで、1ヶ月~1ヶ月半でCCNAの取得を目指す内容になっています。

ICT分野が完全未経験の就職氷河期世代でも、CCNAを取得すれば、チャンスがあるということは、この事業に関係のない既卒者でも、チャンスが得られるということを指しています。(※就労支援事業は資格取得できなくても就業サポートをしてくれる)

だから、もし既卒がIT資格を取得するなら、CCNAにすべきなのです。

なお、つなぐ×かえるプロジェクトの就労支援事業は参加人数が限られていて、主に就職氷河期世代を対象としてるため、後述する民間スクールの有料講座を利用することも考えて置いた方が良いです。

アウトソーシングテクノロジーのジョブチェンジ採用でもCCNAの取得を支援

2021年3月に、エンジニア派遣大手のアウトソーシングテクノロジー(OSTech)が、3,000名の正規雇用を行うと発表しました。

グループ会社がKENスクールというエンジニアスクールを運営していますが、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアを目指す人には、そこでCCNAの取得も含めた研修が行われます。(他のエンジニア職種も研修あり)

このことからも、既卒がIT資格を取得するなら、CCNAにした方が良いというのが分かります。

CCNAの勉強手段

ここまで、CCNAの可能性について感じてもらえたと思います。

そこで、どうやって勉強すればよいのか、まとめました。

独学

CCNAに関する書籍とウェブサイトを利用します。

インプットは、書籍は「シスコ技術者認定教科書 CCNA 完全合格テキスト&問題集[対応試験]200-301」と、「1週間でCCNAの基礎が学べる本」、ウェブサイトは「CCNAイージス」と、「3 Minutes NetWorking」がおすすめです。

アウトプットは、ウェブサイトだと「Ping-t」がおすすめです。

スクールに通う

独学では無理そうな人は、CCNAの取得を専門に支援してくれる有料のスクールに通うと良いです。

就職支援が付いているスクールでおすすめなのは、ネットビジョンアカデミーと、ウズウズカレッジCCNAコースです。

既卒のサポートに定評があります。

ただし、主に20代に限定されているので注意しましょう。

アデコのModisを利用する

人材派遣会社のアデコでは、IT・エンジニア派遣事業のModisに登録をすると、完全無料でModis Engineer Academyを利用できます。(選考あり)

未経験から最短2ヶ月でITエンジニアとしての就業をサポートしてくれて、当然CCNAの取得もサポートしてくれます。

既卒がCCNAを取得すべき理由のまとめ

最後に、改めて既卒がCCNAを取得すべき理由を確認しておきましょう。

  • 公務員試験の勉強時間以下で済む(160~400時間)
  • 転職サイトの経験者求人にも応募できるようになる
  • 年収アップ・キャリアアップが目指せる
  • NTT・KDDIの氷河期世代の就労支援事業、アウトソーシングテクノロジー(OSTech)のジョブチェンジ採用でもCCNAを推している

公務員試験のように何科目も勉強する必要はなく、資格を取ることで、応募の際に経験者扱いしてくれる企業もあります。

既卒のような未経験者が正社員になる手段としておすすめなので、ぜひCCNAの取得を目指してください。

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