Webマーケティングのスキルは、公務員試験や資格試験のように、スクールで学んで身につけることができます。
さらに、就職支援までしてくれるスクールもあるので、Webマーケターになりたい人にとっては、利用しない手はありません。
そこで、既卒におすすめのWebマーケティングスクールについて解説しました。
既卒のWebマーケティングスクールの選び方
金銭的な余裕のある人は有料、無い人は無料のスクール・講座の利用をおすすめしますが、Webマーケターになれる可能性が高いのは、サポートが付いている有料の講座です。
1.自分が希望する分野を決める
2.その分野に合ったWebマーケティングスクールを選ぶ
3.そのスクールに就職支援が付いていれば、利用して就職する
デジタルマーケティングの中にWebマーケティングがあり、さらにその中に、広告運用、SEOがあるので、自分に合いそうなジャンルを決めます。
次に、スクールによって、得意にしている分野が異なるので、自分の希望に合ったところを選びます。
有料のWebマーケティングスクールでは、就職サポートが付いているところがあるので、そこを選ぶのがおすすめです。
広告運用スキルが身に付くWebマーケティングスクール
YahooやGoogle、SNSの広告運用は、Webマーケターの求人の中では数が多く、未経験者に最も適しています。
そこで、広告運用スキルを身につけられる有料のスクール・講座を紹介します。
WANNABE Academy by Shareway WEBマーケティングコース
Sharewayが運営するWannabe Academyでは、オンラインで実務に特化した広告運用スキルを学べます。
他のスクールと違い、3ヶ月間の授業と卒業課題で終わりません。
Google広告やFacebook広告の運用だけでなく、Googleアナリティクスの分析レポートの作成まで、実際に4ヶ月間無料で体験できます。
さらに、人材紹介資格を持つアドバイザーによる転職(就職)支援があり、成功率も80%あるので、おすすめです。
マケキャン by DMM.com
DMM.comグループのインフラトップが運営するマケキャンはオンラインで広告運用の基礎知識とプランニング手法が学べます。
動画学習で2ヶ月間きっちり基礎を固めた後、3ヶ月目に広告代理店で働くマーケターの講師の方と、実践を想定したグループワークを行うのがポイントです。
このグループワークによって実践力を養うことができ、スカウトされる可能性もあるそうです。
転職(就職)サポートも行っていますが、他のスクールにない特徴として、20代に限定で転職(就職)保証をしています。
DMM.comのネットワークを活かした求人紹介もあるので、20代の既卒にとってはチャンスです。
テックアカデミー Webマーケティングコース
東証マザーズ上場のユナイテッドのグループ会社であるキラメックスが運営する、プログラミングスクールのWebマーケティングコースです。
パーソナルメンターによる、Yahoo!、Google、Facebook、Twitterの各広告の運用の仕方、GoogleAnalyticsを利用したサイト分析の手法がオンラインで学べます。
学習の最後には、卒業作品としてオリジナルの出稿プランを作るので、就職・転職の際のアピールになります。
さらに、TechAcademyキャリアを通じて、就職・転職のサポートも行っているので、利用しないと損です。
SEOスキルが身に付くWebマーケティングスクール
SEOを学びたい人におすすめの有料スクールを紹介します。
WEBMARKS
WEBMARKSはSEOに特化したスクールで、就職・転職、フリーランス、両取りの3つのコースがあります。
何れも、内部対策、コンテンツマーケティング、解析をオンラインで学べます。
就職コースはサポートが1年間あり、案件紹介から選考対策までしてくれます。
フリーランスコースは3ヶ月のサポート期間ですが、案件獲得と初期実績の構築のサポートまでしてくれるのは他にない特徴です。
両取りコースは文字通り、就職とフリーランスの両方のサービス内容になっています。
総合的にスキルが身に付くデジタルマーケティングスクール・講座
Webマーケティングはデジタルマーケティングの一部分でしかありません。
そこで、総合的なスキルを身に付けたい人におすすめの有料スクールを紹介します。
DMU(Digital Marketing Unit)
DMUはデジタルマーケティングをオンラインで学べるスクールで、ブートキャンプとアドバンスの2コースがあります。
ブートキャンプでは、広告運用やSEOなどのWebマーケティングだけではなく、ユーザビリティやCRM、データ分析、データベース活用まで学べます。
ブートキャンプを修了すると受講できるアドバンスでは、B2Bマーケティングやアカウントベースドマーケティング、マーケティングオートメーションが学べます。
総合的なので、広告運用だけ、SEOだけを学ぶスクールに比べて一つ一つの濃さはありませんが、CRMが学べるのは他にない部分で、就職の幅が広がります。
ジッセン!オンライン
東証一部上場のソウルドアウトの子会社のSO Technologiesが運営するスクールで、デジタルマーケティング分野を有料のeラーニングで学ぶことができます。
専門カテゴリーに分かれた約200講座と、動画を利用して体系的に学べるのがポイントですが、講師に質問ができないというデメリットもあります。
しかし、月会費・年会費ともに他のスクールに比べて格安なので、金銭的負担が少ないのはメリットです。
Udemy
オンライン学習プラットホームのUdemyは、130,000以上のコースがあり、デジタルマーケティング分野のコースも多数あります。
買い切り型で、講座の価格は安いですが、同じ講師でデジタルマーケティングを体系的に学ぶことはできないので、その点がデメリットです。
講師によってばらつきはありますが、質問はできる点はジッセン!オンラインにはないメリットです。
他のWebマーケティングスクールで学びきれなかった部分を補完的に学ぶという使い方が適しています。
無料で学べるWebマーケティングスクール・講座
金銭的に厳しいという人は、無料で学べる講座もあります。
ferretのWebマーケティング講座
ベーシックが運営するWebマーケティングメディアであるferretでは、無料でWebマーケティングを学べます。
入門的な内容が多いですが、体系的に学ぶことができ、テキストと画像でコンテンツが構成されているため、文章で理解したい人に向いています。
Google スキルショップ
Google広告、Google Analyticsなど、グーグルが提供しているツールやソリューションのスキル習得や認定資格を無料で取得できるサイトです。
Webマーケターへの就職や転職の際に、Google広告やGoogle Analyticsの認定資格を必須の応募要件、歓迎要件としている企業が多くあるため、ここで学んで、資格取得しておけば、アピールになります。
Google デジタルワークショップ
グーグルが提供する無料のeラーニングで、スキルショップよりも広義のデジタルマーケティングについて学ぶことができます。
15のコースがありますが、初心者向けの内容になっていて、社会人だけでなく学生でも取り掛かりやすくなっています。
スキルショップと合わせて利用すると、デジタル・Webのことを深く理解できます。