既卒がバイトに応募すると、採用されないことがあります。
正社員の募集ではないので、採用基準は低いはずなのにです。
そこで今回の記事では、既卒がバイトに受からない原因とともに、受かるための解決策についてまとめました。
バイトに受からないでいる既卒は一度確認してみましょう。
既卒がバイトに受からない原因5選
既卒がバイトに受からない原因をまとめました。
長期的な戦力として計算できない
長期的な戦力として計算できないため、既卒はバイトに受からない・受かりにくいです。
そもそも、既卒は正社員として就職が決まったら、バイトを辞めてしまいます。
雇用して数週間で辞めてしまう可能性もあり、新たにバイトを募集しなければならず、採用コストもかさみます。
雇用する側としては、二の足を踏んでしまいます。
求めている人材ではない
そもそも求めている人材ではないため、受かりません。
接客業であれば、清潔感や人当たりの良さ、コミュニケーション能力の高さ、オフィスワークであれば、PCスキルが不足していると選ばれにくいかもしれません。
業種・職種によって要件は異なりますが、バイトの採用基準があるので、それを満たしていないと、受かりません。
人気のバイトに応募している
人気のバイトに応募していると、ライバルが多いため受からない・受かりにくいです。
人気になる要素は、求人が多くなる時期、エリア、職種、高時給があります。
それらが重なると競争率は跳ね上がります。
履歴書に不備がある
履歴書に不備があると、バイトに受からないことがあります。
不備というのは、誤字・脱字や空欄、写真が貼られていないことが該当します。
また、履歴書に虚偽の内容を記載するのも、不採用の理由になります。
面接でのやり取りで、虚偽の内容であることが判明する可能性があるからです。
面接の準備が不十分
面接の準備が不十分だと受かりません。
バイトは面接で採否を判断することが多いからです。
自己紹介や自己PR、志望動機などの就活の時と同様に準備をしておかないといけません。
既卒がバイトに受からない時の解決策
既卒がバイトに受からない時の解決策をまとめました。
基本的には、受からない原因の逆のことをすればよいです。
期間が短いバイトに応募する
期間が短いバイトに応募するのはとても良い解決策です。
採用する側も、長期前提ですぐ辞められるリスクが少なくなるので、受かる可能性が高くなります。
求めている人材であることをアピールする
求めている人材であることをアピールすることによって、受かる可能性を高めましょう。
応募先の求めている人材の基準は異なるため、まずは応募資格を読み込みましょう。
「未経験可」など詳しく書かれていない場合は、募集職種に求められそうなスキルを予測します。
例えば、オフィスワークのバイトであれば、PCスキルは確実に求められるため、Word・Excel・PowerPointができることをアピールします。
単にできますと書くのではなく、Wordを利用して社内向けの文書を作れる、Excelでデータ集計・分析ができる、PowerPointで提案書が作れると詳しく書きましょう。
受かりやすいバイトを選ぶ
受かりやすいバイトを選ぶのも良い解決策です。
高時給の人気バイトばかりを狙っていても、埒があきません。
不人気とまでは言いませんが、競争倍率が落ちるバイトを選んで応募してみましょう。
選考対策を怠らない
バイトと言えど、選考対策を怠ってはいけません。
就活で正社員就職を狙うくらいの気持ちで対策をしましょう。
バイトの場合は、面接で判断することが多いため、面接官が質問したくなるようなアピールを履歴書に施しておくと良いです。
これは就職・転職でもよく使われる仕掛けです。
その他、聞かれそうな質問に対する答えも用意しておきましょう。
それでもバイトに受からない時は正社員就職に注力しよう
バイトに受からない時は無理をせずに、正社員就職に注力しましょう。
どっちつかずになるのは良くない
受からないバイトへの応募と正社員への就活を両立させようとすることは、どっちつかずになるので良くありません。
経歴的に何もしていない期間を長くするだけで、自分自身を却って不利な状況へ追い込むだけです。
本来は正社員として働くことが一番なので、バイトへの応募を少なくしたり、休止したりして、就職活動に集中することを検討するべきです。
正社員になるのが遅れるほど生涯賃金が少なくなる
既卒が正社員に就職する時期が遅くなると、その分だけ生涯賃金が少なくなります。
1つ目の理由として、正社員とアルバイトなどの非正規とでは、給与に差があるからです。
2つ目は、昇給や昇進の機会も減ってしまうことが挙げられます。
3つ目は、非正規の経歴が正社員就職の際に評価されないことがあるため、入社時の給与が低くなってしまうからです。
生活のためにバイトをしないといけないとはいえ、正社員になるのが遅れると、生涯賃金面でデメリットがあるので、少しでも早く正社員として就職するに越したことはありません。
一方で、40代既卒は正社員になるハードルが高いため、バイトで働くことを諦めず、複業という道も考えておく方が良いです。