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既卒者が自己PR書を評価されたいなら構成に注意すべき理由

既卒が自己PR書の構成に注意すべきイメージ 就活ノウハウ

既卒者は職務経験が無いので、職務経歴書ではなく、自己PR書の提出を求めてくる企業があります。

その際に、自己PR書の構成に注意をしなければなりません。

その理由と自己PR書のベストな構成について解説しました。

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文字がびっしり埋まっていると読みにくい

もしあなたが採用担当者だとしたら、文字がびっしり埋まったA4サイズ1枚の自己PR書を見たらどのように感じるでしょうか?熱意を感じますか?読みやすいですか?違いますよね。読みにくいはずです。

A4サイズ1枚に書ける文字数は、フォントや行間などに影響されますが、フォントサイズを10.5にして、36行書くと、1行あたりの文字数が40字になるので、合計すると1440字です。

これだけの分量を文字で埋め尽くすのではなく、適度に改行したり、セールスポイントを複数に分けて、その一つ一つに下線を引いたり、文字を太くして目立たせるだけでもメリハリが効くので、一気に見やすくなり、読みやすくなります。

だから、A4サイズ1枚にびっしり文字を埋め尽くすような書き方は止めましょう。

セールスポイントが埋没してしまう

あなたは自己PRを書く時にどのように書いているでしょうか?まさか、読み進めないとセールポイントが分からないような書き方をしていませんか?もしそうだとしたらマズイです。

エントリーシートの1ヶ所に自己PRをしてくださいという項目があって書くのとは文字の分量が違います。

前にも述べましたが、A4サイズ1枚で1440字ほどになるので、結論を先に書いてから具体的なエピソードを書くという順番にしないと、採用担当者は「この応募者は何をアピールしたいんだ?」と思ってしまいます。

ところが、現実は結論を先に書かない求職者が多いのです。既卒者が新卒の時から就職が決まらない原因の一つがここにあります。

だからこそ、セールスポイントが埋没しないように、結論を先に書いてからエピソードを書くようにしましょう。

文書作成能力が無い人だと思われる

自己PR書は履歴書やエントリーシート、中途採用の職務経歴書と同様に仕事に置き換えると、ビジネス文書にあたります。

自分という商品を売り込むための企画書と考えれば、文字がびっしり埋まって読みにくかったり、セールスポイントが埋没してしまうような書き方をしていたら、文書作成能力が無い人だと採用担当者に思われてしまいます。

そのため、いい加減に自己PR書を書いていてはいけないのです。

ではどうしたら文書作成能力があると思ってもらえるのでしょうか?それは自己PR書をどのような構成で書くのかにカギがあります。

自己PR書は中途採用の職務経歴書と同様に自由書式の文書なので、決まりきった書き方がありません。

自己PRのみで構成する書き方もあれば、自己PRと志望動機で構成する書き方もあります。

その詳細については、次の「自己PR書のベストな構成とは?」にまとめました。

自己PR書のベストな構成とは?

構成に注意すべき理由を3つ述べましたが、その中にもところどころどのように書いたらよいのかを触れています。

ただ、それだけでは足りないので、ここで改めて自己PR書のベストな構成について解説します。

まず、自己PR書というタイトルを付けます。そのすぐ右下に氏名を書きます。そこから1行あけて、本文を記入していきます。

本文の構成はまず最初にセールスポイントを2~3つまとめて書きます。「私は学生時代に○○力、アルバイトで△△力、▽▽力を身に付けました。」のような感じです。

次にその2~3のセールスポイントごとにエピソードを書いていきます。エピソードの内容は、直面した困難や問題に対して解決策を考え、実行に移して、どんな結果を得たのかについて書きます。

1つのエピソードにつき、およそ300字でまとめましょう。

自己PR書テンプレート

○○の力があります
この力は学生時代のゼミ活動で培われました。
そのゼミ活動では△△という困難がありました。その困難を乗り越えるためには◆◆が必要だと考えました。
そこで、☆☆をした結果、▽▽という成果を得ることが出来ました。
以上の経験で培った○○の力、△△の力、▽▽の力を御社の◇◇という仕事で活かして貢献したいです。

当然これだけでは足りないので、エピソードの部分を多めに書いて、文字数を増やしましょう。

自己PR書が完成したら添削してもらおう

既卒者は書類選考に通過する確率が新卒の時と比べてガクンと落ちます。

そのため、自己PR書が完成したら誰かに添削をしてもらって少しでも書類選考に通過する確率を上げなければなりません。

そこで、完成した自己PR書を添削してくれるところが有料・無料含めて複数あるので利用しましょう。

できれば、コストがかからないことに越したことはないので、無料で添削をしてくれる、新卒応援ハローワーク、わかものハローワーク、ジョブカフェ(各地によって名称が異なる)、民間の既卒就職エージェントを利用するのがベストです。

また、自己PR書のような余計な書類を書かないで済む求人を探したいという人には、民間の就職エージェントで書類選考なしの求人を扱っているところがあるので、そこを利用しましょう。

既卒就職エージェント比較!タイプ別におすすめを紹介
既卒就職エージェントを比較して紹介。使うべき理由、活用方法だけでなく、サポートの手厚さ、非大卒、30代向けなどタイプ別におすすめの就職エージェントがわかります。

まとめ

既卒者が自己PR書を構成に注意して書かなければならない理由が3つあります。

  • 文字がびっしり埋まっていると読みにくい
  • セールスポイントが埋没してしまう
  • 文書作成能力が無い人だと思われる

そして、自己PR書のベストな構成は、セールスポイントを3つほど用意して、結論を最初に書いてからエピソードを書くという形です。