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いい就職ドットコムと就職カレッジを徹底比較!既卒におすすめはどちら?

いい就職ドットコムと就職カレッジの比較イメージ 転職・就活サービス

いい就職ドットコムと就職カレッジはどちらも老舗の就職支援サービスです。

既卒が就職のサポートをしてもらう際にどちらが良いのか、参考になる情報を徹底比較しました。

比較その1:サービス開始時期

まず、いい就職ドットコムと就職カレッジのサービス開始時期から比較していきましょう。

いい就職ドットコムとは?

ブラッシュアップ・ジャパンが運営する就職支援サイトで、2001年にサービスを開始しました。

かつて、採用コンサルティングを行うワイキューブの子会社だったことがあり、同社創業者の安田佳生氏は現在、研修型の就職エージェントのかつやくカレッジを監修しています。

就職カレッジとは?

ジェイックが運営する就職支援サービスで、2005年5月に、営業カレッジとしてサービスを開始しました。(創業は1991年)

2018年12月からは、営業職以外にも職種を広げて、名称も「就職カレッジ」に変更し今に至っています。

どちらも就職氷河期に登場

いい就職ドットコムは2001年、就職カレッジ(当時は営業カレッジ)は2005年と、ちょうど就職氷河期と呼ばれる時期に登場しています。

この時期は、バブル崩壊で企業が採用を絞ったために、就職が決まらずに卒業した既卒のフリーター・非正規が大量に発生しました。

両社とも、この社会問題を解決する先駆けとなりました。

比較その2:サービス形態

いい就職ドットコムと就職カレッジは、既卒・フリーター・第二新卒の就職支援をしている点では同じですが、サービス形態は異なります。

いい就職ドットコムは個別相談型

いい就職ドットコムの就職支援は就職アドバイザーがマンツーマンでサポートする個別相談型です。

自己PRや業界・企業セミナーなども行っていますが、基本的には個別相談で就活を進めていきます。

じっくり相談に乗ってもらいたい人におすすめです。

就職カレッジは研修型

就職カレッジの就職支援は他の就職希望者とともに4日間の就職支援講座を受ける研修型です。

いい就職ドットコムと同様に専任の就職アドバイザーにも相談できます。

サービスのメインは集団での講座受講であるため、仲間とともに頑張れるというメリットがあります。

自分に合っている方を選ぶ

個別相談型、研修型のどちらが優れているということではありません。

じっくり相談に乗ってもらいたいなら、いい就職ドットコムで、基本的なビジネスマナーや就活対策をワンパッケージで受講したいなら、就職カレッジという形で選ぶと良いでしょう。

30代に対応しているのは就職カレッジ

多くの就職エージェントは20代をメインにして、いい就職ドットコムも20代をターゲットとしています。

一方で、就職カレッジは30代にも対応していて、35歳まで利用できます。

30代で既卒から正社員就職したいなら、就職カレッジがおすすめです。

比較その3:対応エリア

就職希望者にとって重要なのが、サポート対応してもらえるかどうかです。

そこで、いい就職ドットコムと就職カレッジの対応エリアをまとめました。

いい就職ドットコムの対応エリア

いい就職ドットコムのサポート対応エリアは全国です。

ただし、全国に拠点があるわけではありません。

拠点があるのは、東京、名古屋、大阪の3ヶ所です。

就職を希望する拠点を利用するのが通常ですが、地方在住者はメールや電話でのサポートも行っています。

求人エリアに関しては、サイトで求人検索する限り、全国の求人がありますが、数で言うと、拠点のある東京、神奈川、愛知、大阪周辺がメインになります。

そのため、地方で就職をしたい人には向かないかもしれません。

就職カレッジの対応エリア

就職カレッジの対応エリアは限定されています。

拠点ベースでいうと、東北、東京、名古屋、大阪、広島、九州になります。

不定期で大宮、千葉、札幌、神戸などでも、就職カレッジが開催されることはあります。

また、記載のないエリアでも就職カレッジが開催されることがあるので、公式サイトをチェックしましょう。

対応エリアが限定されるのは止むを得ない

地元の既卒求人を探すなら、ハローワークやジョブカフェの方が見つかります。

しかし、サポートもなく、チェックもほぼないので、質の悪い求人も多いです。

一方で、いい就職ドットコムや就職カレッジは、独自の審査でブラック企業を弾いているので、求人の質は良いです。

その分、人員を割かないといけないので、拠点を全国に置くというのは難しいです。どうしても、主要都市に集中します。

比較その4:保有求人の書類選考有無

既卒にとって困るのが書類選考です。

なぜなら、新卒の時に比べて通過率が下がるからです。

そのため、保有求人の書類選考有無というのは非常に重要なポイントです。

そこで、いい就職ドットコムと就職カレッジの保有求人の書類選考有無についてまとめました。

いい就職ドットコムは書類選考ありが基本

いい就職ドットコムの保有求人に応募する際は、書類選考が基本的にあります。

ただし、アッテミオファーというパーソナルマッチングサービスは、企業からのオファーがあれば書類選考なしで面談ができるので、全ての求人が書類選考ありというわけではありません。

就職カレッジは書類選考なし

就職カレッジが保有する求人は書類選考がありません。

ただし、条件が合って、4日間の就職支援講座を受講することが求められます。

受講後は約20社との集団面接会が開催されます。

内定までの近さなら就職カレッジ

いい就職ドットコムのアッテミオファーも書類選考なしですが、オファーが無いことには話が進みません。

就職カレッジは講座受講で20社との面接が確約されるので、内定までの近さに分があります。

就職の確率を重視するなら、就職カレッジがおすすめです。

比較その5:実績

最後に両社の実績を比較したいと思います。

いい就職ドットコムの実績

就職率:不明

累計就職人数:10,000名以上

就職カレッジの実績

就職率:不明

累計就職人数:20,000名以上

実績は就職カレッジに軍配

就職カレッジの方がいい就職ドットコムよりも就職人数が10,000名以上多いです。

就職率は不明なので、正確に比較できませんが、書類選考がない分、就職カレッジの方が高いでしょう。

既卒におすすめはどちら?

ここまで5つにわたって比較をしました。

20代はいい就職ドットコム、30代は就職カレッジがおすすめです。

いい就職ドットコムは20代まで(※)ですが、就職カレッジは30代前半まで(※)対応しているので、このようになりました。(※例外事由3号のイ)

しかし、両方を併用しても問題はありません。

例えば、就職カレッジは書類選考なしで約20社と面接できるので、いい就職ドットコムで書類選考落ちしている時に利用するのはありです。

また、東名阪がメインのいい就職ドットコムに対して、就職カレッジは地方大都市での開催もしているので、相互補完関係にあります。