既卒が介護職を選ぶのはあり?メリット・デメリットを比較してみた

就活ノウハウ

既卒の就活が上手く行かない時に、上がってくる選択肢の一つが介護職です。

採用のハードルが低いというイメージがあるからでしょう。

では、実際のところはどうなのでしょうか?

選ぶメリットと働くデメリットを交えながら、既卒が介護職を選ぶのはありなのか解説しました。

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既卒が介護職を選ぶメリット

既卒で介護職を選ぶメリットをまとめました。

人手不足なので正社員就職がしやすい

少子高齢化で、老人の数が多く、需要に供給が追い付いていない状態です。

加えて、仕事のキツさから離職する人も多く、代わりの人が見つからない慢性的な人手不足に陥っています。

そのため、介護職は他の職種に比べて正社員就職がしやすいと言われています。

経験・資格を問わない

就職はもちろんですが、転職であっても、介護職は経験・資格を問わないところが多いです。

これはやはり、慢性的な人手不足に起因するもので、採用する側があれこれ条件をつけられないという事情があります。

だから、未経験の既卒者でも受け入れてくれやすいです。

※資格を求める施設もあります

全国的に求人がある

他の職種では、東京、名古屋、大阪など大都市にしか求人がない会社・職種があります。

しかし、介護職の求人は都市部はもちろんですが、むしろ高齢者の多い地方にも多く存在し、地域格差がないという特徴があります。

都市部で経験を積んで、地元に戻るという働き方も可能です。

中高年の介護従事者が多い

介護の仕事に従事している人で最も多くの割合を占めているのが40代で25.1%です。

次に多いのが50代で22.2%、60代が21.6%、そして30代が18.7%となっています。(平成30年度 介護労働実態調査より)

このことから、中高年の既卒者でも未経験から就職のチャンスがあると言えます。

既卒が介護職として働くデメリット

既卒が介護職として働くデメリットをまとめました。

労働に見合った給料ではない

平成30年度の介護労働実態調査によると、労働条件・仕事に関する悩みの上位項目で、「仕事内容のわりに賃金が低い」が全体の39.1%を占めています。

国も処遇改善に取り組んでいて、介護職員処遇改善加算を行っています。

しかし、依然として労働に見合った給料ではないと感じている人が多いです。

肉体的なキツさ

先ほどの介護労働実態調査では、「身体的負担が大きい(腰痛や体力に不安がある)」という悩みが全体の30.2%を占めています。

実際に、多くの人が肉体的なキツさで辞めているので、身体的にタフでないと介護の仕事は勤まりません。

人間関係の悩み

介護の仕事における人間関係の悩みは、介護職員の間だけでなくて、入所している高齢者との間でも多く存在します。

人は年を取ると頑固になると言われていますが、その点でコミュニケーションが取りづらく、悩むようです。

もちろん複合的な要因もありますが、介護労働実態調査(平成30年度)でも、「精神的にきつい」と答えている人が全体の26.3%もいます。

介護事故の危険性がある

お年寄りは誤嚥性肺炎に注意する必要があります。

老化によって、食べ物の飲み込みが上手く行かなくなるからです。

食べ物を詰まらせて窒息死という危険性もあるので、四六時中、注意を払う必要があります。

既卒が介護職を選ぶのはありだが考慮すべきこと

メリットデメリットを踏まえて、既卒が介護職を選ぶ前に考慮すべきことを確認しておきましょう。

介護職の給与面は改善傾向にある

今も決して給与面は良いとは言えないのですが、国が処遇改善を図り、以前よりは給与は良くなってきました。

平成30年度の介護労働実態調査では、正規職員の所定内賃金(月給の者)が前年度に比べて3,
712円増加して、平均234,873円となっています。

平成25年度は平均216,131円だったので、5年前と比べると、18,742円も増加しています。

退職の最大の原因は仕事のキツさ

就職がしやすいし、仕事も何とかなるだろうと思っても、実際は仕事のキツさにギャップを感じてしまう人が多いです。

ここに耐えきれないのが、退職の最大の原因です。

給与が低いことが辞める原因だと思われがちですが、それよりも仕事のキツさの方が上回っています。

介護職に適性があるか

体力的な面もそうですが、人間相手の仕事なので、思いやり・優しさがないと勤まりません。

だから、人に興味がない人や人間関係をうまく築けない人は適性がないでしょう。

介護の仕事に携わることによって、良い方に性格が変わる人もたくさんいますが、無理に適性のない仕事に就くのは逆に良くないです。

既卒が介護職に就職するなら資格を取ろう

介護職に就職することを決めたなら、資格を取りましょう。

就職に際しては、資格の有無は問いませんが、持っていた方が、就職に有利ですし、給与面でもアップが期待できます。

資格は、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、介護福祉士があります。

介護福祉士は3年間の実務経験が必要なので、初任者研修と実務者研修を取得することが当面の目標です。

資格を取得する方法は次の2つがあります。

職業訓練校の求職者支援制度を利用する

ハローワークには職業訓練があり、求職者支援制度を利用すると無料で資格が取得できます。

民間の通信講座を受講する

民間の通信講座を受講して資格を取得できます。

おすすめの一括資料請求サイトは、シカトルとケア資格ナビです。

地域によって資料請求できる講座が異なり、それぞれのサイトにない講座もあるので、両方利用して講座を比較しましょう。

シカトル

4つある介護の資格講座をそれぞれ一括資料請求できる

ケア資格ナビ

8つある介護の資格講座をそれぞれ一括資料請求できる

既卒におすすめの介護求人サイト

資格を取得した、もしくはすぐに介護求人に応募したいのであれば、介護求人サイトを利用しましょう。

おすすめの介護求人サイトが1つ、エージェントが3つあります。(カイゴジョブ以外はエージェント)

カイゴジョブ

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かいご畑

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