高卒で夢に挫折したとき、どうすればいいのでしょうか?
人生の中で大きな挫折を経験すると、自信を失い、何をすべきか見えなくなってしまうこともあります。
しかし、そんな時こそ諦めず、新たな目標を見つけ、前向きに取り組むことが大切です。
今回の記事では、新たな目標の見つけ方や、高卒で夢に挫折した場合に、どのような対処法があるのかを紹介します。
新たな目標を見つける
夢に挫折した時は全く新しい道で再出発しましょう。
同レベルは失敗する可能性が高い
例えば、弁護士から司法書士、俳優からお笑い芸人に方向転換するのは失敗する可能性が高いです。
どちらも似ていて、成功する難易度が高いからです。
それよりは、全く新しい道で再出発した方が挫折を忘れることができます。
すると、前向きな気持ちで取り組めるので、成功しやすいです。
これまでの経験を全て捨てる必要はない
全く新しい道で再出発するとはいえ、これまでの経験をすべて捨てる必要はありません。
俳優を目指していたならば、演じることができるので、一般の会社でも顧客のタイプに応じて営業の仕方を変えることができます。
ダンサーであれば、体を動かすことが得意なので、スポーツジムのインストラクターは向いています。
これらのように、目指していた夢で培った経験を活かせる職業を新たな道として選ぶのはありです。
得意なこと以外では興味のあることを振り返ってみる
得意なことなんてないという人は、興味のあることを振り返ってみましょう。
ここで重要なのは自分にブレーキをかけないことです。
すでに自己肯定感が低下している状態で、自分の気持ちに制限をかけてしまうと、何も思い浮かばなくなってしまいます。
これでは、新しい目標を見つけることができません。
自由に発想してみましょう。
できないことを潰して探すのもあり
ここまでは、得意なことや興味のあることという前向きな視点で目標を探していましたが、できないことを潰していって探すのもありです。
可能な限り、できないことや嫌なことを列挙していき、残ったものが新たな目標になります。
新たな目標が見つからない時の対処法
過去振り返っても、どんなに考えても新たな目標が見つからない場合があります。
そんな時は、ツールや他者に依存してみましょう。
適性・適職診断ツールに診断してもらう
適性・適職診断ツールは、質問に答えていくだけで、自分の性格や適職を診断してくれるので、新たな目標を見つける手助けになります。
自分で目標を見つけようとすると、どうしても主観的になりやすいです。
しかし、適性・適職診断ツールは、自分の性格や能力・適性を客観的に評価することができます。
自分に向いている仕事、潜在的に備わっている能力を把握することで、新たな目標に到達するための方向性が見えてきます。
人によっては、自分自身が気づいていなかった適職を知ることができるので、1人で考えるよりもキャリアの可能性を広げることが可能です。
そのため、新たな目標探しに迷っている場合は、適性・適職診断ツールを活用することで、ヒントを得られるでしょう。
就職アドバイザーにカウンセリングしてもらう
適性・適職診断ツールで機械的に診断されたくない、それだけでは不安だという人には、就職アドバイザーにカウンセリングしてもらうことをおすすめします。
夢に挫折した人でなくても、数多くの求職者を就職・転職支援してきた経験から、適職やキャリアアップのアドバイスをしてくれるからです。
自分自身が持っていない視点や知識を得ることができるかもしれないので、就職アドバイザーの助言を受けることで、新たな目標や方向性を見出すことができるかもしれません。
バイト先で正社員を目指す
夢を追っているのと同時に、アルバイトをして生計を立てていた人も多いはずです。
特に何か思い浮かばないのであれば、そのまま勤務先で正社員を目指すというのも1つの方法です。
正社員登用制度があれば、バイトからステップアップして正社員になることができるかもしれません。
そうでなくても、バイト先で身につけた、その業界や仕事に関連するスキルや知識を活かして、新たなキャリアにつなげることも可能です。
新たな目標のために行動に移すメリット
新たな目標が見つかって、行動に移すことはメリットがあります。
確実に前に進んでいる
新たな目標が見つかっても、行動に移さない人がいます。
高卒フリーター・ニートの状態を続けていても、就職がしにくくなるだけで、何もいいことはありません。
しかし、スキルアップのためにスクールでのスキル・資格取得や社会人インターンシップに参加すること自体が、新たな目標に向かって第一歩を踏み出すことになります。
確実に前に進んでいるので、それだけでも大きいです。
自信につながる
スキルアップを図ることで、自信につながります。
取り組み始めた時は、全く何もわからず、先が見えない状態かもしれません。
しかし、一つづつ知識・技術を身につけていくことによって、わかること、できることが増えてきて、目標が現実的になってきます。
だからこそ、スキルアップに取り組まないのは損です。
メンタル面では下記の記事も参考になります。
資格を取ることで評価してくれる会社もある
弁護士や公認会計士のような難易度の高い資格であれば別ですが、一般的には資格を取っても就職に結びつきにくいと言われています。
しかし、取り組みの過程を評価してくれる会社はあります。
そのため、就職に結びつかないから、資格を取らないというのは機会損失です。
新たな人とのつながりが生まれる
社会人インターンシップやアルバイトをすることによって、新たな人とのつながりが生まれます。
それによって、刺激を受けて、自分が今まで興味のなかった分野を知り、方向転換することがあるかもしれません。
そういう意味でも、自分自身の可能性を広げることができます。
まとめ
高卒で夢に挫折した時は、新たな目標を見つけましょう。
もし、新たな目標が見つからない時は、以下の対処法を試すのがおすすめです。
- 適性・適職診断ツールに診断してもらう
- 就職アドバイザーにカウンセリングしてもらう
- バイト先で正社員を目指す
新たな目標が見つかったら、行動に移すことが大事です。
資格取得でも何でもいいので、取り組み始めましょう。
それだけで、確実に前に進んでいます。