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面接での適切な回答の長さとは?

面接での適切な回答の長さのイメージ 就活ノウハウ

面接では自己PRや志望動機など様々な質問がなされます。

その時に、回答の長さに迷う人が多いです。

簡潔にした方が良いのか、詳細に述べた方が良いのか混乱してしまい、不完全燃焼で面接が終わってしまいます。

これは既卒就職できない原因につながるので事前に解決しておきたいです。

そこで、今回の記事では、面接での回答の適切長さについて解説したので参考にしてください。

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適切な回答の時間・長さ

面接での回答の長さのアドバイスで、「面接官の反応を見て話す」というものが見られます。

しかし、本番では反応を見て話せるほどの余裕はありません。

そこで、ここである程度の目安を示しておきます。

回答の時間は1分が目安

質問によっては簡潔に済むものもありますが、基本的には1分を目安に回答します。

1分は文字数に換算すると300字ほどになります。

自己PR、ガクチカ、長所、短所、志望動機といった説明を必要とする質問は1分ほどで話せるようにしておきましょう。

逆に、自己紹介で1分は長すぎます。

どんなに長くても30秒くらいで十分です。

回答時間が指定されていればそれに従う

面接官が事前に時間を指定していれば、それに合わせましょう。

新卒や既卒など未経験者の面接では、自己PR・志望動機の回答時間を指定することがよくあります。

だいたい1~2分が多いです。

一文の長さは40文字が良い

回答時間が1分であっても、読点で内容が延々と続くものは聞いている方にとって冗長で、理解がしにくくなります。

まくし立てて話す人をイメージしてもらうと分かりやすいと思います。

切れ目がないので、話が全く入ってきません。

そこで、一文は40文字でまとめることで、相手も聞きやすくなります。

少なくとも結論・理由で回答する

回答の際は、少なくとも結論・理由(具体例)は述べるようにしましょう。

具体例から始まるのはNG

結論から話さずに具体例から話すのはNGです。

何が言いたいのか分かりませんし、何より質問に答えていません。

面接は時間が限られているので、結論から述べるようにしましょう。

結論だけだと評価されない

面接での回答は簡潔すぎてはいけません。

質問の結論だけを述べても、「ん?それで終わり?」「まぁいいや。次の質問をしよう」と思売面接官もいるので、当然評価はされません。

せっかくのアピール機会を失わないためには、結論で終わらせずに、理由(具体例)を加えましょう。

理由(具体例)を加えることで説得力が増す

結論だけでは、なぜその結論に至ったのかが分かりません。

そこで理由や具体例を述べることで、説得力が増します。

もし、大学の中退理由を聞かれたら、以下のように述べると面接官に伝わりやすいです。

「コロナで親が失業したため中退しました。奨学金を借りて通うことも考えましたが、弟と妹がいるため、一刻も早く就職をして家計を助けたいと思いました。」

大学中退は後ろめたさがあるので、回答しにくいです。

上記のように、簡潔に終わらせて、次の質問に移らせましょう。

自己PR・志望動機などはPREP法を用いると良い

PREPとは、Point、Reason、Example、Pointの頭文字を取ったもので、結論・理由・具体例・結論で話す方法になります。

絶対にこの話し方をしなければならないわけではありませんが、自己PRや志望動機など長めの回答が必要なもので役立ちます。

必ずリハーサルをしておく

ぶっつけ本番ではなく、必ずリハーサルをしておきましょう。

落ち着いて話せるようになる

既卒の面接で緊張してしまう原因は準備不足!その解決策を解説」でも述べていますが、ぶっつけ本番だと、緊張で頭が真っ白になって、全く何も話せずに終わってしまうということはよくあります。

面接での質問はある程度決まっているので、事前にリハーサルをしておけば、緊張せずに落ち着いて話せるようになります。

自分の話すスピード・声のトーンに気づける

模擬面接でのフィードバックや録音した声を聞くと、自分の話すスピード・声のトーンに気づくことができます。

1分で話してはいるけど、思ったよりも早口で、声のトーンもキンキンして聞き取りにくいということが事前にわかれば、改善ができます。

内容の修正ができる

心理面・聴覚面だけでなく、内容の修正もできます。

自分が早口であることが分かった場合、適切なスピードにする必要があります。

すると、話が長くなってしまうため、話の内容を修正しなければなりません。

話が長くなるのはマイナスポイントなので、事前に修正ができるというのは大きなメリットです。

適切な回答の長さを確認する方法

前項では、回答の適切な長さを確認するためにリハーサルをしておくと良いと述べました。

では、具体的にどのようにすれば良いのでしょうか?

録音・録画する

スマホやパソコンに標準搭載されている録音機能を利用して、回答の長さを確認しましょう。

iPhoneでは「ボイスメモ」、Androidの一部では音声レコーダー・ボイスレコーダーなどが利用できます。

もし付いていなければ、Google Play ストアから「音声レコーダー」をダウンロードして使いましょう。

パソコンではWindows10に「ボイスレコーダー」が標準で搭載されているので、利用してみましょう。

その他、Zoomで録音だけでなく録画もして表情のチェックもすると効果的です。

模擬面接をしてもらう

自分で確認をするのではなく、模擬面接で他人に指摘してもらうのも1つの方法です。

面接官役をしてくれる就職アドバイザーがフィードバックしてくれるので、自分で気づかない悪い点に気づくことができます。

無料でやってくれるのは、新卒応援ハローワーク・わかものハローワークや、一部のジョブカフェです。

求人紹介とセットで無料になるのは既卒就職エージェントで、個人の就職アドバイザーは有料で対応してくれます。