新卒向けの逆求人サイトの中には特化型と呼ばれるサイトがあります。
今回の記事では、理系に特化した新卒逆求人サイトを紹介します。
理系特化のおすすめ新卒逆求人サイト5選
理系学生に特化した新卒逆求人サイトのおすすめを紹介します。
アカリク
アカリクは理系学生・大学院生が約17万人以上(2022年10月時点)登録した実績を持つ逆求人サイトです。
研究内容などのプロフィール入力率が65%以上になると、企業の目に留まりやすくなり、スカウトが平均10通以上届くのが特徴です。
逆求人機能だけでなく、特別選考ルート確約の付いた説明会や自己分析ワークショップ、エントリーシート作成セミナーなどの就活セミナーといった分野別のイベントも開催されています。
就活に困った際には、キャリアアドバイザーから選考対策のアドバイスなどをもらえる就活相談もあるのでおすすめです。
LabBase(ラボベース)
LabBaseは理系学生に特化していて、国公立・MARCH以上の学生が80%以上利用している逆求人サイトです。
プロフィールに興味を持てば企業からスカウトが来るため、研究内容や活かせるスキル、希望職種などを漏れなく記載しておくことが重要です。
会社説明会などのイベントも開催されていて、Zoomを利用しているため、居住地を問わず参加が可能です。
特に、自己紹介用の自己PRがあれば面談できる面談会や座談会なども開催されていて、特別選考の案内が来ることもあるためおすすめです。
理系ナビ(スカウトオファー)
理系ナビは理系学生向けに就職・インターンシップ情報やイベント開催だけでなく、キャリア相談、スカウトオファーサービスも提供している就活サイトです。
登録者の半数以上は旧帝大、早慶など難関大の理系学生が占めているのが特徴です。
スカウト機能は自分の専門性だけでなく可能性を知るために活用するのがおすすめです。
自己PRや研究内容など必要項目が記載されているほど企業からスカウトが届きやすくなるので、プロフィールはできうる限り埋めましょう。
TECH OFFER
TECH OFFERは理系学生に特化した新卒逆求人サイトで、テックオーシャンが運営しています。
1人あたり平均20社のオファー(22卒利用実績)があるのが特徴で、中には書類選考免除のオファーもあるので、面接でアピールできる機会もあります。
プロフィール情報を充実させるほどオファーが届きやすくなるので、所属、専門分野、指導教員、属性・キーワードなどを可能な限り入力することが重要です。
待つだけでなく、求人企業を探すこともでき、「気になる」を押すことで企業からのオファーを促すこともできるので、活用してみましょう。
リケイマッチ
リケイマッチは理系の中でも機電・情報・数物科学の学生におすすめの新卒逆求人サイトです。
学歴フィルターが無く、メーカーやIT企業など理系学部卒を歓迎している企業が利用しているのが特徴です。
プロフィール公開以外にも「興味あり」をクリックすることで企業に興味を持ってもらうことができます。
AIによるプロフィール添削や面接フィードバックを受けられるサービスもあるので、就活を始めやすいです。
特化型以外で理系学生におすすめの新卒逆求人サイト
特化型以外で理系学生におすすめの新卒逆求人サイトを紹介します。
OfferBox(オファーボックス)
OfferBoxを利用した21万人以上の23卒学生のうち、理系学生は47,926人が登録しています。
理系学生がプロフィールを60%以上入力するとOfferBox Makersという機能が追加表示されるのが特徴で、理系特化型逆求人サイトと同様に研究内容や知識・スキルをアピールすることができます。
スカウトを待っても来ないという人には、「私を見て」という機能があり、企業にスカウトを促すこともできます。
新卒逆求人サイトの中では求人数が多いものの、企業側はスカウトを一括送信できないので、煩わしくないというのもメリットです。
キミスカ
キミスカは11万人以上の学生が登録し、理系比率は26.5%(24卒実績)ある総合型の新卒逆求人サイトです。
理系学生を求める企業も多くあり、本選考や理系学生向けインターンのスカウトを待つという使い方ができます。
プロフィール登録の仕様は一般的な逆求人サイトと同じで、理系の学生にとっては使いにくい、あるいは物足りないかもしれません。
しかし、累計利用企業数は6,500社を超え、幅広い業界・職種からのスカウトが期待できるため、理系職種以外の可能性を探っている人にもおすすめです。
理系学生が新卒逆求人サイトを利用するメリット
理系学生が新卒逆求人サイト(特に理系特化型)を利用するメリットを解説します。
研究・実験と並行しやすい
研究・実験があると就活に割ける時間が限られます。
逆求人サイトは企業からのオファーを待つ仕組みのため、時間の調整がしやすく、研究・実験と並行しやすいです。
就職相談ができる逆求人サイトもありますが、オンライン面談ができるので、物理的な負担もありません。
専門性をアピールしやすい
総合型はプロフィール入力欄が文系と共通になっているため、アピールしきれない可能性があります。
一方で、理系特化型はプロフィールに研究内容やプロジェクトを入力できる欄があるため、専門性をアピールしやすいです。
また、企業側にとっても上記の理由から理系特化型の方が自社に合った人材を探しやすく、双方にとってミスマッチになりにくいというメリットがあります。
ノイズが少ない
ナビサイトにも逆求人機能が付いているところがあります。
しかし、手当たり次第にオファーを送ってくる企業があるため、良いオファーが埋もれてしまったり、煩わしさを感じやすいです。
逆求人サイト、特に理系特化型であれば、企業側にオファーの送信制限を課しているサイトが多くあり、理系学生に関係のない企業も無いため、ノイズが少なく快適に利用できます。
理系学生から新卒逆求人サイトによくある質問
理系学生から新卒逆求人サイトによくある質問についてまとめました。
Q1:学部生でも利用できますか?
低学年の学部生でも利用できるサイトが多いです。
早めに情報収集したり、インターンシップに参加するために利用する人がいます。
Q2:逆求人サイトは理系特化型だけを利用すべきですか?
理系特化型だけを利用すべきではないです。
特化型になっているぶん、求人数が限られてしまうからです。
総合型の逆求人サイトやナビサイトも合わせて利用すべきです。
オファーボックスやキミスカは理系比率が比較的高い総合型の逆求人サイトなのでおすすめです。
Q3:企業とのやり取りだけで就活を進めていくのは心配ですがどうすれば良いですか?
企業とのやり取りだけだと不安な場合は、就職相談ができる逆求人サイトを利用しましょう。
アカリクや理系ナビはキャリア相談ができるようになっているのでおすすめです。
Q4:プロフィールで何をアピールすればよいですか?
何をしているか、何ができるかをアピールしましょう。
研究内容だけを書くのではなく、研究を通じて得たスキルや知識をキーワードをちりばめて書くことで、企業の注目を浴びやすくなります。