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dodaは既卒の利用に不向きな理由

doda 既卒のイメージ 就活サービス

「dodaは既卒でも使えるのかな?」と思っている人は多いです。

既卒求人もあるので、実際に使うこともできます。

しかし、dodaは既卒の利用には不向きです。

それはいったいなぜなのかを解説したのが今回の記事です。

ぜひ一読して参考にしてください。

【理由1】既卒が応募できる求人が少ない

dodaにも既卒が応募できる求人が各都道府県にあるので、利用することは可能です。

問題なのはその数です。

約90,000件の公開求人のうち、「既卒」で検索して出てくる数は205件しかありません。(2021年7月21時点)

さらに、約70%の147件が関東で占められていて、その中の約50%の71件が東京です。

ただこの数字は重複している(複数県にまたがって募集している)のもあるので、そこは割引いて考えるべきです。

既卒就職エージェントでは少なくともこの10倍の数千件の求人数はあるので、比較するとかなり少ないです。

そのため、dodaは既卒の利用に不向きで、補助的に使うことをおすすめします。

【理由2】doda新卒エージェントが既卒3年以内のみ対応

実はdoda新卒エージェントという新卒向けの就職支援サービスがあり、そちらで卒業後3年以内の既卒者をサポートしてくれます。

そのため、doda(エージェントサービスを含む)を利用するよりもサポートは確実にしてもらえます。

もしあなたが卒業後3年以内の既卒者であるならば、doda新卒エージェントを利用しましょう。

おすすめのポイントは3つあります。

  • 非公開求人で応募の選択肢が広がる
  • 面接合否理由のフィードバックがある
  • スピーディーに就活ができる

1つ目ですが、求人サイトを利用しても自分に合う企業がないという人はdoda新卒エージェントを利用すると良いかもしれません。

非公開求人を多数保有していて、まだ出会ったことのない企業が見つかるかもしれないので、応募の選択肢が広がります。

2つ目ですが、一般的に就職・転職の選考で面接の合否理由を教えてくれることはありません。

そんな中で、doda新卒エージェントは面接の合否理由をフィードバックしてくれるので、仮に落ちたとしても改善することができ、落ち続ける可能性を減らせます。

3つ目ですが、ブランクを長引かせたくない人は特別枠を利用して最短2週間で就職を決めることも可能なので、スピーディーに就活ができます。

このメリットを享受できるのは、既卒3年以内なので、4年以上経っている既卒者であるならば、doda(エージェントサービスを含む)を使うか、他の既卒就職エージェントを使いましょう。

なぜdodaには既卒専門のエージェントがないのか?

dodaは基本的に中途向け、doda新卒エージェントは卒業後3年以内に対応していますが、新卒扱いの対象なので新卒向けです。

なぜdodaには20代・30代の既卒専門の就職エージェントサービスがないのでしょうか?

競合のリクルートには就職Shop、マイナビにはマイナビジョブ20’s(アドバンス含む)があり、専門的にサポートしています。

そう考えるとあってもよさそうですが、そこまでリソースを割くほどのメリットがない、doda(エージェントサービス含む)でまとめてサポートできるというのが、専門サービスが存在しない理由でしょう。

今後は少子高齢化がさらに進み、新卒人口が減り、あるいは新卒という枠組みが無くなるかもしれないので、既卒にスポットが当たるかもしれません。

【結論】dodaは補助的に使おう

ここまでの理由を踏まえた結論は、「dodaは補助的に使おう」です。

dodaは基本的に中途向けの求人サイト・エージェントです。

既卒が応募できる求人数は限られているので、補助的に利用しましょう。

また、doda新卒エージェントも対象者が卒業後3年以内既卒者に限られているため、対象外の人は使えません。

そうなると、既卒専門の就職エージェントを利用した方が就職は早く決まりやすいです。

比較的全国規模でサポートしてくれるところは、いい就職ドットコム就職カレッジが挙げられます。

いい就職ドットコムは求人検索することができ、実際に見てみると全国に求人があることが分かります。

就職カレッジはたまに地方でも開催していますが、主に国内主要都市で開催していて、確実に最大20社と面接できます。

公共系のサービスを利用するのであれば、ハローワークやジョブカフェが各県にあるので、地元求人を得やすいです。