ジョブカフェってどんな評判の就活サービスなのか気になりますよね?
名称から想像すると、カフェのように気軽に立ち寄れる仕事関係の相談ができる場所なのかなと思うかもしれません。
そこで、評判・メリット・デメリットを交えて解説をしました。
ジョブカフェの特徴
ジョブカフェとは?
各都道府県が設置する若年者向けのハローワークのような施設で、実際に新卒応援ハローワークやわかものハローワークと一体となっているヤング・ジョブ・あいちのような施設もあります。
名称にジョブカフェと付いているところもあれば、東京しごとセンターののように全く別の呼称のところもあります。
どこにあるのか?
香川県以外の各都道府県に必ず1つあります。
どんなサービス内容?
一言でいうと若年者(およそ44歳以下※都道府県によって異なる)の向けの無料就職支援サービスです。
就職支援の形は複数あって、応募書類の書き方の指導や添削、模擬面接、業界・職種理解や自己PRのセミナーのような選考サポートもあれば、インターンシップや職務体験のような実習型のプログラムもあります。
ジョブカフェを既卒が使う上での注意点やデメリット
ジョブカフェを既卒が使う上で注意すべき点・デメリットを確認しておきましょう。
都道府県格差がある
ハローワークと一体化していて独自の就職支援サービスに乏しい県もあれば、民間の人材サービス会社と連携して、インターンシップや職務実習の形で非正規雇用からの正社員就職をサポートしているところもあります。
通うのに時間がかかる場合もある
香川県以外の各都道府県に1つジョブカフェがありますが、大体県庁所在地の近くか交通の便が良いところにあったとしても、県の東西南北の端っこであったり、山奥に住んでいる人もいるので、通うのに時間がかかる場合もあります。
担当者と相性が合わない場合もある
相談しても何となく乗り気でなかったり、相性が合わない人もいます。
最悪と言っている人はそういう理由があるのかもしれません。
最終的には自分の力で決めなくてはならない
就職そのものが保証されているわけではないので、自分で就活力がアップするセミナーを受けたり、良さそうな求人を紹介してもらって積極的に行動しないといけません。
ジョブカフェを既卒が利用するメリット
各地のジョブカフェに共通するメリットについて、主なものを以下にまとめました。
応募書類の書き方指導・添削をしてくれる
フリーターや非正規雇用者は書類選考に通過しにくいという悩みを抱えています。
その原因は応募書類の書き方が悪かったり、適切なアピール材料を見つけられていないところにあります。
その問題点を解決するための指導や添削をしてくれます。
模擬面接をしてくれる
話し方、身だしなみ、表情など印象が良くないと面接で落ちてばかりになります。
特に、志望度の高い企業に落ちてしまうと、就活をする意欲が減ってしまいます。
そうならないための模擬面接をしてくれたり、面接の受け方のセミナーを実施しています。
自己PR作成のセミナーがある
「リーダーシップがあります」「コミュニケーション力があります」のような抽象的で誰でも言える自己PRでは採用担当者に欲しい人材だとは思ってもらえません。
どうすれば伝わる自己PRになるのかポイントを踏まえて教えてくれます。
志望動機作成のセミナーがある
商品やサービスが好きだからという志望動機はありきたりなだけでなく、小学生でも言えることなので、使っても意味がありません。
どうすれば採用担当者に伝わる志望動機になるのか、作成のポイントを教えてくれます。
独自の求人を持つジョブカフェもある
ジョブカフェにはハローワークの求人も有りますが、独自の求人があるところもあります。
ジョブカフェの評判
ジョブカフェの評判はどうなっているのでしょうか?
集めてみました。
ジョブカフェって対応や評判が悪いのは本当ですか?ジョブカフェでは何をしましたか?どんな職員がいましたか?
私は行ったことがなく、人から聞いた話ですが・・・ 私の方の地元では結構ズバズバ言ってくれてありがたかったり 怖かったり、そのズバズバさでも受けとる人(学生)にも差があって 何人か泣いてしまった話を聞いたことあります><
大分のジョブカフェは皆良い職員さんですよ。 一概に言えないのでは? ハロワより空いてるせいか、 いつでも親身に相談にのってくれました。 私がすんなり新分野に転職出来たのも、 相談員の方のフォローのお陰です。
出典:「Yahoo!知恵袋」
この口コミのように、人によって受け取り方が違ったり、アドバイザーによって相性が違ったりするので、評判は良し悪しがあります。
もし自分とは合わないなと思ったら、次回以降は変更してもらいましょう。
ジョブカフェによくある質問
Q&A形式でジョブカフェについてよくある質問とその答えをまとめました。
他県のジョブカフェを利用することはできますか?
できます。各県のジョブカフェはそれぞれの求人情報がハローワークのようにつながっているわけではありません。
その県のジョブカフェに行かないと得られないので、あなたがその他県のジョブカフェに通うこととができるのであれば、利用は可能です。
どの都道府県のジョブカフェが最も充実していますか?
ジョブカフェが最も充実しているところは東京都です。
東京しごとセンターという名称でサービスを行っています。
ラインナップは29歳以下のヤングコーナー、30~54歳までのミドルコーナー、55歳以上のシニアコーナ―、女性の再就職支援を行う女性しごと応援テラス、非正規から正社員就職を目指す、若者正社員チャレンジ事業、就活エクスプレス、Jobトライ、東京しごと塾があります。
他県ではここまでのラインナップはありません。
民間の就職エージェントとどちらを利用したら良いですか?
あなたが20代であれば、民間の就職エージェントを利用した方が良いです。
しかし、30代以上は民間の就職エージェントは紹介できる求人がないことが多いので、おすすめできません。その場合にはジョブカフェを利用した方が良いです。
利用できる年齢は決まっていますか?
各都道府県のジョブカフェで対象となっている年齢は異なります。
東京しごとセンターでは55歳以上でもサポートしていますが、他県では39歳や44歳のところもあります。
ジョブカフェを利用しよう
全国のジョブカフェを以下にまとめました。
- ジョブカフェ北海道(北海道若年者就職支援センター)
- ジョブカフェあおもり(青森県若年者就職支援センター)
- ジョブカフェいわて
- みやぎジョブカフェ(みやぎ若年者就職支援センター)
- あきた就職活動支援センター
- 山形県若者就職支援センター
- ふるさと福島就職情報センター
- ジョブカフェいばらき(いばらき就職支援センター)
- ジョブカフェとちぎ(とちぎ就職支援センター)
- ジョブカフェぐんま(群馬県若者就職支援センター)
- ヤングキャリアセンター埼玉
- ジョブカフェちば(ちば若者キャリアセンター)
- 東京しごとセンター
- かながわ若者就職支援センター
- 若者しごと館
- ヤングジョブとやま(富山県若者就業支援センター)
- ジョブカフェ石川
- ふくいジョブカフェ
- ネットジョブカフェやまなし
- ジョブカフェ信州
- 岐阜県人材チャレンジセンター(ジンチャレ!)
- しずおかジョブステーション
- ヤング・ジョブ・あいち
- おしごと広場みえ
- しがジョブパーク
- ジョブカフェ京都(京都府若年者就業支援センター)
- OSAKAしごとフィールド
- 若者しごと倶楽部(ジョブカフェひょうご)
- ならジョブカフェ
- ジョブカフェわかやま(和歌山県若年者就職支援センター)
- とっとり若者仕事ぷらざ
- ジョブカフェしまね
- おかやま若者就職支援センター
- ひろしましごと館
- 山口しごとセンター
- ジョブカフェとくしま
- ジョブカフェ愛work(愛媛県若年者就職支援センター)
- ジョブカフェこうち(高知県就職支援相談センター)
- 福岡県若者就職支援サポートセンター
- ジョブカフェSAGA
- フレッシュワーク長崎
- ジョブカフェくまもと
- ジョブカフェおおいた
- ヤングJOBサポートみやざき
- キャッチワークかごしま
- 沖縄県キャリアセンター
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