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既卒就活を失敗したくないなら自己分析を正しくやろう

既卒の自己分析のイメージ 転職・就活ノウハウ

「書類選考落ちた」
「一次面接で頭真っ白になった」
「自己PRうまく言えなかった」

このように既卒が就職できない原因は準備が出来ていないから。新卒、既卒、中途関係ありません。みんな同じです。

主な準備には、面接対策、書類選考対策がありますが、上っ面だけで対策している人が多いです。

そもそも選考対策は自己分析をしないことには始まりません。

そこで今回の記事では、既卒就活を失敗しないための自己分析について解説しました。

この記事を読めば、自己分析の必要性だけでなく、事例を交えた方法も分かるので、在学中に未内定だった人も自分のことを詳しく知れるようになりますよ。

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自己分析が既卒就活を失敗したくない人に必要な理由

必要な理由は次の4つ。

  • 自己PR作成の材料になる
  • 志望動機作成の材料になる
  • 業界・企業研究の指標になる
  • 面接の会話の材料になる

そもそもなぜこの4つなのかは、マイナビが既卒者にアンケートをとった結果に由来します。

マイナビ調査の内定獲得有無別就職活動の反省点のイメージ

出典:「2018年度 マイナビ既卒者の就職活動に関する調査 P2

在学中の内定獲得有無別就職活動の反省点で、内定獲得者・未内定者共に自己分析が不十分だったことを1位に挙げています。

自己PRや志望動機は自分の特徴や志向が分からないと作成できません。だから、自己分析が必要なんです。

反省点の2位は内定獲得者・未内定者で回答が分かれます。内定獲得者は業界・企業研究が不十分だったと答え、未内定者は面接対策が不十分だったと答えています。

両方とも自己PR・志望動機と同様に、自分の性格・特徴・志向が分からないことにはできないので、やはり自己分析が必要になります。

つまり、ネタ探しをしておけば就活に困ることはありません。

自己分析の仕方

自己分析ってさんざん新卒の就活時にやったと思います。在学中に内定を獲得できた人はある程度正しくできていますが、未内定者はできていません。そこで復習の意味も込めて、自己分析の仕方を確認しておきましょう。

  • 起点となる出来事をピックアップする
  • 出来事を掘り下げていく

大まかにはこの2つを意識すればOK。

起点となる出来事をピックアップする

本格的に自己分析をするなら、幼少時から現在までの出来事をピックアップする必要がありますが、既卒の面接では大学以降の出来事を基本的に聞かれるので、大学以降の出来事をピックアップしましょう。

  • 大学
  • サークル・部活動
  • 勉強(ゼミ、得意科目・専攻分野、資格取得)
  • アルバイト
  • 趣味

出来事を掘り下げていく

出来事をピックアップしたら、掘り下げていきます。どのようにするかと言うと、「なぜ」を繰り返すこと。

例えば、

なぜ、サッカーサークルに入ったのですか?

サッカーが好きだからです。

なぜ、サッカーが好きなのですか?

メンバーと協力してゴールを決めることに喜びを感じるからです。

なぜ、メンバーと協力することに喜びを感じるのですか?

一人ではできないことができるからです。

なぜ、一人ではできないことをしたいのですか?

達成感を味わいたいからです。

違う角度からの掘り下げ方もあります

上記の例は動機を元に掘り下げましたが、困難だったこと、頑張ったこと、嬉しかったことなど別の角度から掘り下げることによって、深みのある自己分析をすることができます。

自己分析をしたらすること

自己分析をしたら自己PRの作成に移りましょう。

やり過ぎはよくありません

特に、悩みやすい性格の人が陥りがちですが、自己分析をやり過ぎると鬱っぽくなってしまい、かえってよくありません。

自己分析の仕方でも少し触れましたが、幼少の時から過去を振り返っても時間がかかるだけだし、直近の出来事ではないので、あまり意味はないです。

もし鬱っぽくなってしまった時の対策は、妄想すること。いわゆる夢や理想といった楽しいこと、ワクワクすることを思い浮かべましょう。

例えば、

  • 10年後はこんな仕事をしている
  • ステップアップ転職を繰り返して年収は1000万円

といったようなことを思い浮かべて、そこから「どんな仕事があるんだろう?」とか「この会社に入りたい」と言う方向に移っていけば、悩むこともなくなります。

自己分析の精度が心配なら相談しよう

自分で自己分析をやってみたけど、精度が心配だと思う人はアドバイスしてくれる人に相談しましょう。

相談先は20代と30代以降で少し異なります。具体的には次の通り。

  • 20代は就職エージェント、新卒応援ハローワーク、わかものハローワーク、ジョブカフェ
  • 30代以降はジョブカフェ、わかものハローワーク

20代で卒業後3年以内なら新卒応援ハローワークが使えます。就職エージェントも20代を対象としているところがほとんどで、30代以降が登録できたとしても求人の紹介が保証されないので現状おすすめできません。

共通しているのは、わかものハローワークとジョブカフェです。どちらも44歳ぐらいまで対応しています。

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