既卒は転職エージェントを使えるのか検証してみた

就活コラム

既卒で転職エージェントの利用を勧めているサイトがあるけど、本当なの?大手企業の求人がたくさんあるだろうから、もし利用できるんだったら利用したい。

こんな疑問・希望を持っている人が多いと思います。

そこで、今回の記事では、既卒は転職エージェントを使えるのか検証してみました。

この記事を読めば、既卒の転職エージェント利用事情が分かるので、正しい就活方法を知ることができますよ。

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既卒でも転職エージェントは使えるのか?

登録して使えるケースもあります。しかし、ほとんどは、

  • 求人紹介がされない
  • 就職サポートしてくれない

この状況に陥る可能性が高いです。

なぜなら、

  • 職務経験が無い期間が長い
  • 大手の転職エージェントはキャリア特化型も運営している

という理由があるからです。

職務経験が無い期間が長い

そもそも転職エージェントは職務経験がある人を対象にしたサービスです。企業も主に即戦力の人を求めて仲介を依頼するので、職歴なしの期間が長い既卒者が求職登録しても断られる可能性が高いです。

あなたが転職エージェントのアドバイザーだったらどう考えますか?即戦力の人を紹介しないと、紹介手数料が入ってこないので、お給料が払えません。職歴なしの既卒を相手にしている時間はないはずです。

もし登録できたとしても、求人は紹介されないか、サポートが受けられないでしょう。

大手の転職エージェントはキャリア特化型も運営している

大手の転職エージェントはグループ内に既卒向けの就職エージェントを展開しているところがあります。

例えば、リクルートエージェントを運営するリクルートキャリアは就職Shopという20代向けの既卒・フリーター・第二新卒就職エージェントを展開しています。

マイナビが運営するマイナビエージェントは、グループ会社のマイナビワークスが運営する20代・第二新卒・既卒向けのマイナビジョブ20’sがあります。

パーソルキャリアが運営するdodaエージェントサービスは、ベネッセと合弁のベネッセiキャリアが運営する、卒業後3年以内なら利用できるdoda新卒エージェントがあります。

このように20代既卒向けの関連サービスがあるので、バリバリの経験者が利用する転職エージェントを使うのはおすすめしません。

それでも、可能性に賭けたい場合は、次の手段を試してみましょう。

職務経歴書にアルバイト経験を書く

転職エージェントに登録する時には、併せて履歴書・職務経歴書を提出することが多いです。

そこで困るのが、職務経歴書です。既卒は職歴がないので、職務経歴書を書くことができません。どうしたら良いのでしょうか?

おすすめは、アルバイト経験を職歴とみなして職務経歴書を書くことです。

リクルートエージェントでは、アルバイト経験しかない人向けの職務経歴書のサンプルがあるので、参考になります。

転職エージェントを利用できた既卒者は数少ないケース

ネット上には「既卒でも転職エージェントを利用できたよ」というコメントが見られますが、数少ないケースだと思ってください。

例えば、20代の人で、司法試験などの難関資格試験の勉強をしていたが断念をして、転職エージェントを利用して就職したというケースは過去にありました。

司法試験を断念し、25歳既卒法科大学院生、初めての就活

前職

法科大学院生 (未就労)

現職

医療業界に特化した人材サービス会社 薬剤師事業部 キャリアコンサルタント

(出典:エリートネットワーク

エリートネットワークは、WEB登録フォームの現在の状況に未就労の項目があり、既卒者でも利用できる稀な正社員専門の転職エージェントです。

ただし、上記のリンク先の転職体験談を見てもらえれば分かるように、20代の司法浪人生で慶應・早稲田といった高学歴の人がほとんどです。

だから、普通の既卒者が利用できる転職エージェントとは言えません。

既卒者には、既卒向けの就職エージェントがあるので、それを利用した方が良いです。

既卒でも使えるおすすめ就職エージェント

就職エージェントを利用すること。ただコレだけ。

求人サイトを利用するのは構いませんが、新卒の就活で内定を得られずに既卒になってしまった人は、就活ノウハウを知っている人に頼った方が就職への近道です。

おすすめは次の3つ。

  • 就職カレッジ(30代カレッジ)
  • DYM就職
  • ハローワーク、ジョブカフェ

就職カレッジ(30代カレッジ)

ジェイックが運営する就職カレッジはこれまで、20代の既卒者を主にサポートしてきました。

しかし最近では、34歳までサポートを拡充し、さらに30代後半もサポートする30代カレッジをスタートさせています。

30代の既卒がサポート受けるなら、就職カレッジが最もおすすめです。

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DYM就職

DYM就職も主に20代の既卒者を中心にサポートしていますが、30代は35歳まで対応しています。

就職カレッジよりはサポートエリアが広いですが、求人数が少ないことと、人によってはアドバイザーの質に差を感じることが多いため、補助的に使うと良いです。

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ハローワーク、ジョブカフェ

国や地方自治体の就職支援サービスであるハローワークやジョブカフェは44歳くらいまで対応しているので、民間の就職エージェントで補いきれない地域で就職したい人におすすめです。

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特に、東京都のジョブカフェである東京しごとセンターは、ヤングコーナーやミドルコーナーのような対面でのサービスの他に、若者正社員チャレンジ事業、就活エクスプレス、Jobトライ、東京しごと塾といった非正規からの正社員就職支援プログラムがあります。

就活力をアップさせたり、インターンシップで職場体験ができたりするので、空白期間が長い人におすすめです。

インターンシップができる就職支援プログラム

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短期集中型の就職支援プログラム

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上記で紹介していない情報も知りたい人は、「30代職歴なしの就職に役立つおすすめ就職エージェントと求人サイト」を見ておきましょう。

20代・30代は有名企業・大企業を転職で目指そう

民間・公共、20代・30代問わず、既卒向けの就職エージェントの欠点は有名企業・大企業の求人が少ないこと。

ハタラクティブやDYM就職は有名企業・大企業との取引もあることを掲載していますが、それぞれの既卒求人数が2,000件を超えるくらいなので、全ての既卒者が希望するのは無理です。

日本の雇用の7割は中小企業が担っているので、中小企業へ行くことの方がむしろ当たり前です。

どうしても有名企業・大企業へ行きたいのであれば、転職をすればよいのです。

そう考えれば、一時的に中小企業へ行くのもありなんじゃないですか?

中小企業は大企業に比べて裁量が大きいので、実力は付きます。いくらでもチャンスはありますよ。