就活・転活でWeb面接(オンライン面接)を導入する企業が増えていますね。
そこで気をつけたいのが、Web面接の受け方です。
どういった点に注意すれば良いのか、分からない人が多いと思います。
そこで、今回の記事では、Web面接を受ける時の注意点を、環境編、本番編の2つに分けて解説しました。
ぜひ、Web面接を受ける時の参考にしてください。
Web面接を受ける時の注意点
Web面接を受ける時の注意点を、環境編、本番編の2つに分けてまとめました。
環境編
・静かな環境で受ける
自宅、もしくは個室のレンタルスペースでウェブ面接を受けるのがベストです。
ネットカフェでもダメではありませんが、できれば自宅で受けるようにしましょう。
とにかく、騒音・雑音がする場所は避けるというのがポイントです。
・安定した環境で受ける
ツール以外のソフト・サイトは閉じておきましょう。
ウェブサイトやアプリなど色々立ち上げた状態で、ウェブ面接を受けると、PCやスマホがフリーズしたり、重たくなって、面接どころではなくなってしまいます。
・デバイスはスマホよりもPCで受ける
PCでもつながりにくくなることがあるので、スマホは避けた方が良いです。
スマホを使う時は、Wi-Fi回線環境に注意しましょう。
・背景を整理しておく
散らかっていたり、映したくないものは移動しておきましょう。背景は壁がベストです。
しかし、あえて何かを置いて質問を誘導する方法も考えられます。
コロナの影響でウェブ面接が主流になっている。ウェブ面接は背景が大切。例えばテニスラケットや野球のグローブとか自分の個を形成するものを置くことにより面接官が突っ込んでくれて話しやすくなり、結果的自分の話になり楽に面接をこなせる。そういうものがなければ背景は無地の壁にすべし。
— よし子@Fランから大手商社 (@yoshiko_fran_) March 5, 2020
・逆光にならないようにする
逆光だと面接官から見えにくくなります。
自分の前に光があたるようにすると良いので、明るい位置にPCやスマホを置きましょう。
・視線とカメラの位置が直線になるようにする
見下ろすような映り方はNGです。
視線とカメラの位置が直線になるように、デバイスの位置を高くするか、少し距離を取るのがポイントです。
そうすれば、対面での面接と同じ感じになります。
・就活、転活用のプロフィール画像にしておく
SkypeやZoomなどのプロフィール画像は普段使っているものではなく、就活・転活用にしておきましょう。
面接専用のIDを取得して設定しておくのも良いです。
・事前にツールが動作するか確認しておく
友人と音声、映像のテストを事前にしておくと、慌てずに本番に挑めます。
思ったより声が出ていないとか、映り方が良くないなど改善点が浮かんでくるので、やっておいて損はないです。
本番編
・服装はスーツを着用する
対面での面接と同様に、スーツを着用します。
なお、下半身だけパジャマやスウェットの人もいるようですが、何かの拍子に映ってしまうと、印象が良くないので、止めておきましょう。(実際はそうしている人が結構いますが…)
この前のウェブ面接、上半身だけスーツで下ステテコパンツで受けたんだけど、割とあるある?
— ポン@21卒 (@cr6cy) January 27, 2020
・10分前にスタンバイ
不具合があっても対応できるように、面接開始10分前までにログインをしておきましょう。
何もなければ、5分前でもいいのですが、Web面接ツールにつなげようとして、つながらずに慌てるよりは、時間に余裕をもって置いた方が、トラブル対応がしやすいです。
・声ははっきりと
マイク付きイヤホンやヘッドセットの方が、声が確実に伝わりやすいですが、PCやカメラにマイクが内臓されている場合はそれを使えばOKです。
ただし、PCやカメラに内臓されているマイクを使う際は、お腹から声を、ゆっくり、はっきり出すようにしましょう。
・面接中に不具合が起きた時は連絡する
回線が不通になった時には、メールや電話ですぐに状況と対応(再起動、他のツールに変更など)を報告しましょう。
再開が難しい場合は、面接日時の再設定を依頼します。
素早く対応することで、面接官に悪い印象を与えることはなくなるので、意識しておきましょう。
・面接開始前は準備完了のメッセージ、終了後はお礼のメールを送る
送らなくても問題はありませんが、良い印象を与えることができます。
特に、志望度の高さを伝えたい場合は、面接終了後にお礼のメールを送りましょう。
対面の面接と同様に注意すべきこと
Web面接特有の注意点を確認できたと思いますが、基本的に注意すべきことは対面での面接と同じです。
1.自分が面接の失敗パターンにあてはまっていないか、こちらの記事で確認できます。
2.面接でのNGワードに関してはこちらの記事を確認しておきましょう。
3.面接の印象・マナーに関してはこちらの記事で解説しています。
4.面接での適切な回答の長さは以下の記事で確認できます。
Web面接のメリット
注意点を知っておけば、Web面接はメリットがあるので、非常に良い手段です。それは次の通り。
遠隔地からでも就活ができる
地方在住者との面接をする際に、スカイプやZOOMなどのウェブ面接ツールを利用している企業があります。
お互いに交通費・宿泊費がかからないので、メリットがあります。
自宅で良い意味でリラックスして受けられる
志望先のオフィスで面接を受ける時は、どうしても身構えてしまうことがあります。
しかし、自宅が面接会場になるので、良い意味でリラックスすることができ、面接で力を発揮できる可能性があります。
録画できるので、次に受ける面接に向けて改善ができる
ウェブ面接のいい点は録画して反省に活かせる点だと思うけど、ひどすぎて動画見たくない
— RIKU@21卒だったおじさん (@AavO9vnyE0VWhdM) September 20, 2019
対面での面接だと、終了後の反省は、自分でノートに、質問内容、良かった点、悪かった点を思い出して書いてしますが、Web面接は録画ができるので、何度も見直して、多角的に反省ができます。
外に出られないような感染症が蔓延している中でも、就活ができる
新型コロナウイルスの感染が拡大してて、しばらく止まりそうにない感じだから、ウェブセミナーとかウェブ面接は良いと思う。https://t.co/B72G5xJwAJ
— kiso@既卒フリーター・ニートの就職を応援 (@kisosuppo) February 5, 2020
新型コロナウイルスのような感染症が蔓延していると、移動がリスクとなるため、就活がしにくいか、できません。
しかし、Web面接ツールを使えば、自宅で面接が受けられるので、そういった心配をする必要もなく、就職のチャンスを逃すことも少なくなります。
転職活動でのWeb面接体験談
前にもツイしたけど、就活でウェブ面接が流行りそう。
実は、外資系企業のオフィスで、転職面接をスカイプで受けたことがあります。
海外の面接官とは、回線の不調で1時間もつながらず。
つながったら、片言の日本語で会話が通じず。
全てグダグダで、結局不採用でした。https://t.co/XBuKpA4Ex2
— kiso@既卒フリーター・ニートの就職を応援 (@kisosuppo) February 24, 2020
就活ではなく転活になりますが、Web面接を受けたことがあります。
その時のことを就活中のあなたと共有したいと思います。
私は外資系企業でWeb面接を初めて受けました。といっても、自宅で受けたのではなく、志望先のオフィスで受けました。
採用担当の方が念入りにカメラの位置を何度もセッティングして、出張で海外にいる面接官とスカイプでつなごうとしました。
ところがです。全くつながらず、1時間が経過。採用担当の方も、「いつもはこんなことないんだけどなぁ」とぼやいていました。
そして、何とかつながり、やっと面接開始。
しかし、また問題が発生。回線が途切れ途切れで、質問が全く聞き取れず。
安定してつながったと思ったら、面接官の日本語がネイティブではないので、会話のテンポが合わず。
結局、不採用で終わりました。
これから就活でWeb面接をする予定のあるあなたに言えることは、国内であってもこのようなトラブルを想定しておくことです。
遠隔地だったり、プロバイダーで障害が起きたりすると、回線が不通になることはよくあります。
自宅で受けることが多いと思いますが、注意点にもあるように、すぐに連絡をして対応すれば、印象は悪くなりません。
また、私は、事前にスカイプでWeb面接の練習をしていなかったので、テストを兼ねて、友人と練習をしておくと良いですよ。
求人マッチングと徹底した面接対策に定評があるキャリアスタート
Web面接におすすめのヘッドセット
パソコンやカメラに内蔵されているマイクでも問題はありませんが、ヘッドセットを利用した方が音声は安定しています。
そこで、Web面接におすすめのヘッドセットを紹介します。
サンワサプライ USBヘッドセット/ヘッドホン MM-HSU03BK
片耳タイプのヘッドセットで、USBポートに接続するだけで簡単に使えます。コールセンター向けに作られた形状で、周りの雑音を拾いにくいので、Web面接やWeb会議での利用におすすめです。