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ニートが就職できない原因と解決策を解説

ニートが就職できない原因のイメージ 就活ノウハウ

ニートになった理由は人それぞれですが、いつまでもそのままで過ごすわけにはいきません。

親から引き継げる資産があれば別ですが、そんな人はわずかで、ほとんどの人は自分で生きていけるように働く必要があります。

そこで就活をするわけですが、採用に至らないケースが多いです。

今回の記事では、そんな問題を解決できる、ニートが就職できない・しにくい原因、できない人の特徴、就職できるようになるコツを解説しました。

既卒が就職できない原因でも、一部似た解説をしていますが、ニートに焦点を当てたものではないため、ニートの方は、まずはこちらから読んでみてください。

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ニートが就職できない原因

ニートが就職しようとしても、できない・しにくい原因が3つあります。

職歴が無い・アルバイト歴でさえ無い

ニートなので当然職歴がありません。

中途採用は職歴を求めるので、応募しようと思っても応募資格がなく、断念せざるを得ません。

一方で、アルバイト歴があれば、応募が可能になることもあります。

しかし、そのアルバイト歴でさえありません。

これでは、いくら就職の意思があっても、就職はできません。

未経験者の採用は新卒向けが多い

経験者を求める求人ではなく、未経験者を求める求人であれば、ニートにも可能性はあります。

しかし、未経験者採用の多くは、新卒向けが多いため、大学を卒業して、いったんニートになってしまうと、現状では相当不利になってしまいます。

もし、卒業後3年以内であれば、ニートでも新卒扱いしてもらえるので、まだましですが、それ以上の時間が経ってしまうと、その分不利になっていきます。

ニートに対する偏見がある

採用する側の企業は、いったんニートになった人は、何か問題があるという偏見を持ちがちです。

実際は、決してそんなことはなく、優秀な人もいるのですが、レールから外れてしまうと、そういう見方をする企業が多いのは事実です。

就職できないニートの特徴

就職できない原因があっても、克服することは可能です。

しかし、次のような特徴を持っていると、就職は難しいです。

年齢が高い

高齢ニートだと就職は難しいです。

前章で、卒業後3年以内であればましと述べましたが、20代であれば、まだ選択肢は広いです。

しかし、30代・40代ともなると、無職と高齢が重なり、選択肢が非常に狭められてしまいます。

行動が伴っていない

行動しないことには、就職できないのは当然です。

例えば、求人応募をしない、就職のきっかけになるアルバイトをしないのでは、ニート状態から脱することはできません。

理想を追いすぎている

職歴が無いのにもかかわらず、条件の良い求人や企業・職種にこだわっていたのでは、就職は難しいです。

理想を追うのではなく、現実的になることが就職への第一歩です。

就活対策が不十分

就活対策が不十分だと、どんなに頑張っても不採用になってしまう可能性の方が高いです。

特に、新卒の就活も失敗して、ニートでも失敗しているのであれば、対策内容に問題があるのは明らかです。

他責思考である

バブル崩壊後のロスジェネや、リーマンショック世代であれば、社会や他人のせいにするのも理解できます。

しかし、就職率の良い世代であるにもかかわらず、ニートになっているのであれば、周りのせいにし続けていても無駄な時間を過ごすだけです。

自分で改善していくという意思を持ちましょう。

ニートであることに引け目を感じている

他責思考とは逆に、ニートであることに引け目を感じていても、状況は改善しません。

ニートでも採用されている人はたくさんいるので、絶対に就職してやるという意思を持ちましょう。

いきなり就職しようとしている

ニートがいきなり就職しようとしても、職歴が無いので、門前払いになることも多々あります。

さらに、キャリア設計が不十分なので、自分がどのような仕事をしていきたいのか不明確なままです。

就職の前にワンクッション置くのが良い方法です。

ニートが就職できるようになるためのコツ

原因と特徴を掴んだら、以下に挙げた、ニートが就職できるようになるためのコツを実践してみましょう。

地域若者サポートステーションを利用する

サポステと呼ばれる、地域若者サポートステーションを利用してみましょう。

サポステは、厚生労働省がNPO法人や企業に委託していて、40歳未満の人を対象に働くためのサポートをしています。

求人の紹介も行っていますが、就職に必要なスキルの習得や職場体験などの支援に重きを置いているのが特徴です。

全国にサポステはあるので、利用がしやすいです。

アルバイト・インターンシップをしてみる

職歴が無いので、いきなり就職するのではなく、アルバイトやインターンシップでワンクッション置くと良いです。

企業は選考で、すぐに辞めないか、コミュニケーション能力はあるかを見ているので、アルバイトは、単発や短期ではなく長期、そして人と関わるものを選びましょう。

インターンシップは、各県の就職支援機関であるジョブカフェや、民間でも実施しています。

ジョブカフェは東京都の東京しごとセンターが充実していて、20代は若者正社員チャレンジ事業、30代はJobトライ東京しごと塾がおすすめです。

資格・スキルを身につける

資格・スキルを身につければ、絶対に就職できるわけではありませんが、有利にはなります。

士業でもダメではないですが、難関の資格が多いので、現場系だと、消防設備士電気工事士、エンジニア系だと、CCNAがおすすめです。

特にCCNAは資格を持っているだけで、職歴があるのと同等の評価をしてくれる企業があり、転職サイトでもCCNAで求人が探せるようになています。

また、デジタル人材の不足も叫ばれていて、WebマーケターやIT・Webエンジニアの需要は高いので、Webマーケティングスクール、プログラミングスクール、職業訓練校でスキルを身につけるのもおすすめです。

選考のハードルが低い企業・職種に応募する

基本的にワンクッション置いてから就活をした方が良いのですが、直接就活から始めるのであれば、選考のハードルが低い企業・職種に応募すると良いでしょう。

その際注意したいのが、ブラック企業です。

せっかく就職しても、すぐに辞めてしまうのでは意味がなく、経歴に傷がつくだけなので、転職口コミサイトで評判を確認するようにしましょう。

それが、面倒だという人は、ニート向けの就職エージェントを利用するのがベストです。

求人をスクリーニングしているため、ブラック企業を紹介される確率が減ります。

先に紹介した、ジョブカフェの東京しごとセンターだけでなく、わかものハローワーク、キャリアスタート、就職カレッジがおすすめです。

東京しごとセンターは54歳まで、わかものハローワークは40代半ばまで(地域によって異なる)、キャリアスタートは30代前半まで、就職カレッジは35歳まで対応しているので、高齢ニートでも利用可能です。